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旅 ー コンフォートゾーンのその先へ。

私の個人的な感覚だが「旅行」と「旅」は違うと思っている。
パッケージツアーのように行程表通りに時間も管理され決まったルートをたどり、守られているのが「旅行」。
行程表などなく冒険的で、新たな発見や感動体験、ハプニングや新しい出会いなど、何が飛び出すか予想できない未知に満ちているのが「旅」。
そんな旅の醍醐味のひとつは非日常に身を置くところではないだろうか。
普段とは違う行動をしてみること、殻を破ること、覚悟すること。
そうしたコンフォートゾーンの先に気づきがあり、その気づきこそが人を成長させてくれるものだと思っている。

私にとってハワイはそういうワクワクやドキドキに満ちた場所だった。
ハワイはどの大陸からも遠く離れている太平洋の孤島であり、地球のパワースポット。火・土・風・水といった四大元素の宝庫だ。
それゆえ古代からこの土地の感性は人々に覚醒と気づきをもたらしてきた。

ガイドブックの情報の外へと冒険してみること。
コンフォートゾーンを飛び出し、五感を使って感じてみること。
細かな予定など立てず、自分の直感を信じて流れに身を任せてみること。
時計を外して太陽や月のリズムを感じ、海や山で子供のような感性で戯れて自然との繋がりを感じること。

そうすることで不思議なご縁に導かれ、シンクロニシティ(偶然の一致)が頻繁に起こるようになってくる。
すべて繋がっているんだ、守られているんだ、という大いなる意思との一体感が芽生えてくるのだ。

数々のシンクロニシティの聖なる感覚は体や心の緊張をほどいてくれる。
ふわっと緩む感覚の中に普段どれだけ緊張していたのかを知る。

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私が最初に『癒しのパワースポット ハワイ』の取材の時に師匠から伝えられたのはそういうことだった。
当時の私は日本のサラリーマン気質全開だったのでスケジュールをバッチリと作り、それをひとつひとつこなしていけばいいと、小さな思考の中だけですべて完結していた。
しかしそれは師匠の言葉で呆気なく初日に破壊された。その時は理解できずにイライラしたが、今考えればあの体験こそが、私を生きる始まり、スピリチュアルジャーニー(魂の旅)の始まりだったと感じている。

『人間万事塞翁が馬』という言葉があるが、良い出来事だと思っていたことが災難だったり、悪い出来事に感じることが案外良かったり。
人の思考なんてとても小さく、取るに足らないどうでもいいことばかりだ。
思考のその先へと行くこと。それが「気づき」の本質ではないだろうか。
だからこそハプニングの中に感動を見つけることができ、感謝の気持ちも湧いてくるのだ。こうした体験と気づきの繰り返しが魂の成長へと繋がっていくのではないだろうか。

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ハワイという場所は不思議なことに深く付き合い関わるほど目の前に奇跡を見せてくれる。まさに意思がある島々であり、生きていることを実感できるライブ感のある島々なのだ。

One of these days is none of these days.
いつかという日は決してやってこない。
Life is a journey with a lot of dreams.
人生は夢がたくさん詰まった旅である。

だからこそ「旅がしたい」と思い立ったその時に行動するのが正しいことだと思っている。きっとそれは大きなギフトが待ち受けている旅なのだから。

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