気分がすべて。

ここのところ、長い文章を書いていなかった。
私は気分屋なので、書きたいモードにならないと書けない。
かつてライターをしていた時にはそんなことを言ってもいられず、書かなくてはいけない、という状況だった。
しかし大抵、そんな文章には魂がこもってなく、相手に伝わるものも伝わらない文章に終わる。

相手に伝わるのは実は言葉じゃない。言葉に宿るエネルギーが伝わるのだ。
それは言葉だけじゃなくて、写真も、絵も、風景も、すべてそう。
そこに漂っているエネルギーが伝わっているのだ。

エネルギーを創るのは思考じゃない。心だと思う。
意識という言い方もすると思うが、意識というと思考で創られているような感じがするが、私は意識こそ心だと感じている。もっと言うと、その人の中で腑に落ちた思考、その人が真実だと思っている信念こそが、意識ではないだろうか。

心は反応するもの。過去の体験データからの反応。
魂は創造するもの。今この瞬間の意識からの創造。

反応を変えていくこと。過去と今は常に違う。１秒前と今は違う。
連続しているように感じている時間だけど、実は連続しているものではなく、ただ一瞬一瞬の意識が想像している世界に過ぎない。

文字で書くのは簡単だけど、書くほどに思考は単純には変わらない。
それでも、なるべく今を生きようと努力することはできる。
過去の意識に引きずられて、今この瞬間のよりよい方向への選択をあきらめるのはもったいない。

私たちはどこかで、波動とかエネルギーとかがまるで外の世界だけにあるように感じている。外の世界にも確かにあるが、どの波動やエネルギーを選択して繋ぐかは、すべて自分の内側にある波動やエネルギーに依存する。
簡単に言えば「気分」だ。あなたの今この瞬間感じている気分こそが外の世界に繋がる波動そのもの。
ありとあらゆる波動が漂う世界。あなたの意識、気分がどこと繋がりたいのかを自由に選択できるのだ。

あなた自身があなたの世界の創造主とはそういうことだ。
ややこしいことは抜きにして、とにかく１秒前と今は違うのだ。
今この瞬間の気分次第で現れる世界は変わっていく。
好きな気分、欲しい気分を選ぶ。
モヤッとすることはあるけど、そんなの関係ねー、なのだ。

気分いいことが当たり前になるまで脳を癖づける。
世界はあなたが自由に創るのだ。こんな楽しい世界あるだろうか。
このワクワクする気分が誰かの届くといいな。