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つまみ食いが楽しい夕ごはん︰切り干し大根ときゅうりのサラダ

午後から散歩に出掛けたら、暑くてぐったりしてしまう。自然と、なすやきゅうりを使った献立を思い浮かべる。

もうそんな季節なんだ。これから夏が熟してまた寒さを予感する頃まで、なすもきゅうりもたくさん料理することになる。からだを冷やしてくれる野菜。なすは、前シーズンも何度もつくった甘辛煮にしよう。なすをだしでじっくり煮てから豚肉を入れ、砂糖としょうゆで甘辛く仕上げる。最初に仕上げておけば、冷めていくあいだにたっぷりなすがだしを含んでくれる。

なすをくつくつ煮る隣りで、マカロニを茹で始める。紫玉ねぎと人参・ピーマン、あとハムも切ってサラダにしよう。長めに茹でたマカロニは、先に酢と砂糖とレモン汁をかけておく。冷めてから野菜とマヨネーズと塩こしょうと和えればできあがり。つくっていると、娘さんが何度も味見しにやってくる。茹だったマカロニを食べ、切ったハムの端っこを食べ、出来上がったものももちろん食べる。広瀬さんにも味見してもらった。おいし!と一言。お皿にたっぷり、モリモリ盛り付ける。

きゅうりは、切り干し大根と合わせた中華風のサラダ。これも、シーズン中何度もつくるであろうおかず。実は初めて切り干し大根を手に入れたとき、広瀬さんから切り干し大根はあまり好きじゃないと聞かされたのでした。それでも食べてもらえないかと工夫を重ねて(わたしは切り干し大根好きなので)、これだと思う配分にたどり着いた。切り干し大根は、好きな人は水だけで戻す方が美味しいと思います。うちでは小さい子どもも、切り干しがそんなに好きじゃない大人も美味しく食べられるように、戻したものをサッと茹でてから使う。ポイントはよく絞ること。切り干し大根は茹でて、ザルに上げ、冷めたらよく絞って絞ったものからまな板に上げていく。きゅうりは線切りして塩揉みして、絞ってまな板へ。まな板の上で切り干し大根ときゅうりを合わせて、また絞る。あとは全部を合わせれば出来上がり。翌日はアレンジも楽しいおかず。

体を優しく冷やしてくれるメニュー。娘さんはつまみ食いでお腹いっぱいになってしまった。

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