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ビールが飲みたい日の夕ごはん︰煮豚

午後オンラインでワークショップをやった。事後のメール連絡や片付けをやっていると、あっという間に夕方。オンラインの仕事は脳が不思議に疲労する。対面で何かしたときとは違う部分を使ってたのがわかるというのか。喉もカラカラ、ビールが飲みたい。

昼間に煮豚をつくっておいたので、あとはおみそ汁があればいいのだけど、煮豚はそんなに食べないであろう娘さん用に、かに玉もつくろうと思う。かに玉といってもインチキかに玉で、炒めた小松菜とカニかまぼこでつくった卵焼きに甘酢あんをかけたもの。カニ缶を使わないので気楽で、すぐできる。でも美味しいので小松菜はこのためにわざと余らせることもあるくらい。甘酢あんは、だしを使うのが肝要と思っている。だしの風味旨味で甘酢がトガッた感じにならず、小さい子どもでも好きな味になる。

おみそ汁は絹さやだけでつくった。あとは冷奴になめたけを乗せたもの。娘さんにはこれが一番好評だった…これから冷奴が美味しい季節になるから、なめたけ乗せ(ごま油と塩こしょうを少しだけかける)は何度も食卓にのぼるだろう。

煮豚は時間があるときとないときの2パターンのつくり方がある。今日は、昼間に仕込むから時間はあるけど、放ったらかしにしたいので、ふたつのつくり方を合体させて(水分量を加減しただけ)、初めてシャトルシェフでつくってみた。シャトルシェフは、甘酒づくりにハマっていたときに買ったのですが、今やごはんを炊くのも茶碗蒸しをするのもこれ。我が家の台所に欠かせない存在。煮込み料理が火を使わずに放ったらかしでできるのも実用的でいい。煮豚もしっとり柔らかくできたが味がぼんやりした仕上がりになったので、少し火にかけて煮詰める…ほどでもないけど、ちょっとグツグツさせたらちょうど良くなった。煮詰めるのはシャトルシェフにとっては専門外なのでした。次やるときは、時間あるときバージョン(水をまったく入れない)でいいかもしれない。

さあ野菜をたっぷり用意しよう。パクチーにかいわれ大根、わかめと紫玉ねぎ。とっておきは大根と人参のエスニックなます。塩もみしてからレモン・砂糖・ナンプラーで味付けしたのだけど、これが煮豚の甘辛味・パクチーの風味ととてもよく合った。これから煮豚のときは絶対つくると思う。

自分の好きなバランスで野菜を取り分けて食べるのはなんとなく特別な感じがするし、これと一緒に食べると美味しいよとアドバイスし合って食べるのも楽しい。煮豚と野菜のバランスを変えたり、辛子や食べるラー油を少し加えてみたりして味に変化をつけたりできるのもいい。広瀬さんはかに玉をごはんに乗せて食べていた。冷奴があると夏感増すなぁとしみじみ思ったり。ビールがすすむメニュー。

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