24/05/14 【感想】邪魅の雫
京極夏彦『邪魅の雫』を読みました。
言わずと知れた、百鬼夜行シリーズの第8長編(塗仏はふたつでひとつとカウント)です。昨年、17年ぶりのシリーズ最新作『鵼の碑』が出たことが話題になりましたが、僕はその前の『邪魅の雫』をまだ読んでいなかったので周回遅れで追っかけた形になります。
手が止まっていたのは理由があって…第6長編『塗仏の宴』がとにかく合わなかったのと、第7長編『陰摩羅鬼の瑕』もそんなに刺さらなかったんですよね。なので実は『邪魅の雫』もあんまり期待していなかったのですが