読書日記『生きる』(谷川俊太郎・詩,岡本よしろう・絵,2013)
今回は絵本。有名な谷川俊太郎の詩「生きる」を絵本にしている。
オモコロの「本屋ダンジョン・バトル」(岡田悠,2023/01/31)にて紹介されていて気になったので図書館で借りた。
「生きる」という詩自体は小学生の頃に暗記させられていたし、その時から良い詩だと感動していたので特段言うことはない。
でも、それが絵本になったときに、また違った部分で感動できるようになっていた。
詩自体で好きな部分は
「すべての美しいものに出会うということ」
という一節だが、絵本では
「あなたの手のぬくみ
いのちということ」
で心を揺さぶられた。
大人になってしまうと読み聞かせてもらえる機会は少なくなるけれど、これは誰かに読み聞かせをしてもらって、絵をじっくり眺めていたいなと思った。
読了日:2023/02/09