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    日本デザインセンターオンスクリーン制作室の日常、風景

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最近の記事

ごはんについて書くための習作68

木曜日。仕事部屋にある窓の向こうは晴れている。子供を幼稚園のバスに乗せるために出た外も晴れている。リリース前の試用をしている(この文章を書いている)「stone」のiPad版をそろそろリリースするようだ。マス目が表示される原稿用紙モードで書き始める。最近、写真の上に手書き(といってもiPadのProcreate)で短い文章をのせるかたちで日記らしきものを書くのを試している。試しているといっても何かを検証しているわけではなくて、「ここに何かないですか?」というくらいの気持ち。テ

    • ごはんについて書くための習作67

      早く目が覚めるようにレースカーテンだけにしていた窓からは予定通りに朝日が差し込み、太陽3つ分ほど昇った日の出。晴れ。朝5時半、熱海の東横インで起床。昨日の夜は都内で会食。最終の新幹線、寝過ごさないようiPhoneのGarageBandで曲を作るが、最寄りの小田原駅が近付き、曲名を付けたところで一瞬寝落ち。発射ベルで目が覚めるがドアが閉まり出発。次の熱海駅で1,200円ほどの乗越料金を払って、駅近くの東横インをネット予約。23時以降は安いということを知った。乗越料金を渡した駅員

      • ごはんについて書くための習作66

        先週までの予報と違って、時々日差しもあるような天気。釣りの予定をキャンセルしてしまった月曜日。午前中、YouTubeを見ながら簡単な仕事をする。11時30分。ゆっくり読書がしたかったので、少し早めに家を出ることにした。うちのアパートは内装こそ綺麗になっているが外観は築年数を体現していて、ポストも同じ。汚れたポストに白い封筒がねじ込まれている。見ると公益社団法人日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)の入会申込みが承認されたという通知書のよう。ねじ込まれたままでは、と玄関に戻

        • ごはんについて書くための習作65

          2023年8月31日、晴れ、まだまだ気温も高い。友人に薦められた新潮の日記特集を読んで、日記の冒頭にその日の天気を書く人が何人かいて日記らしいなと思って真似してみる。来年以降に読む(もしくは読まれる)可能性があるなと思い、冒頭に年を追加した。 妻は先月くらいから始めたバイトでいない(不定期で近所のベトナム料理屋で働き始めた)。今月の後半、私は仕事が忙しくなかったせいか、ぼんやりとした気分が続いていたのと、何となく寝る前に見ていたNetflixの「LIGHTHOUSE」の第3

        ごはんについて書くための習作68

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          ごはんについて書くための習作64

          Google Mapsで「クラフトビール(✅ 現在営業中)」と検索しても周辺に店がない。「ビール」でもダメで、それなら「カフェ」ではどうか…と閾値を下げていく。「カフェ」で1件ヒットしたので、店の前まで行くが、看板のデザインが自分に合わなそうなので見送る。気温はわからないが日差しが強い。当てもなく、Google Mapsで検索した限りだが、当てもなく南に向かって歩き出す。蕎麦屋とカツ屋が並んでいる前を一度通り過ぎる。少し先の交差点が赤信号だったので、蕎麦屋の瓶ビールでも良いか

          ごはんについて書くための習作64

          ごはんについて書くための習作63

          子供が3駅離れた皮膚科に行くので車で送ったのが、11時半。途中、大雄山線の踏切を越えるところで、電車が通らないかと期待する子供。雨。道が混んでいる。送って帰ってきたのは12時過ぎ。…と、書き出しているのはその12時間後の24時過ぎ。東京駅から終点の小田原駅に向かう東海道線の1両目。ビルと月の明かりにうっすらと浮かぶ日比谷公園の桜を前職の同僚と見た帰りである。 この文章を書いている12時間前、昼の12時過ぎに嫁と子を皮膚科に送り帰ってきた時にはまだ雨は降っていた。午後には止む

          ごはんについて書くための習作63

          ごはんについて書くための習作62

          午前中、裸足で仕事をしていた。気温が高い。打ち合わせを2つ終え、午後は作業だけ。高気温×午後Mtg無し=ビールチャンス。化学反応を起こすのだ(『ブルーロック』のモノローグで話が進むのがよくて見続けている)。子供は春休み。幼稚園の友達と小田原城で遊ぶと言って、10時過ぎに母親と弁当を持って出ていった。 自宅から城の方へ向かって城を少し過ぎたところにある蕎麦屋へ向かう。外に出ても気温が高い。城近くの小学校から正装をした大人と子供が出てくるのが見える。目の前を通り過ぎると「卒業式

          ごはんについて書くための習作62

          ごはんについて書くための習作61

          午後、15時くらい、ちょうど魚の活性が上がりだすタイミングで雨が降るらしい。釣りに行けるよう打ち合わせを入れていなかったが、すっかり諦めて仕事をしている。打ち合わせ中、ミュートにして一昨日注文したランディングネットを受け取る。12時過ぎ、ビールでも飲もうと家を出た。 少し前、近所の釣具屋で渓流の年間遊漁券を買おうとしたらその川は取り扱っていなくて「今度、漁協に聞いておきますね」と言われていた。他でも買えるがせっかくなら馴染みの店でお金を使いたい。でも早めに欲しい。みたいな狭

          ごはんについて書くための習作61

          ごはんについて書くための習作60

          店の手前にある5段程度の低い階段で、私は杖をついた初老の男性を追い抜いた。この定食屋は市の施設に併設されていて、入り口が並んでいる。昼の12時過ぎ、杖以外を持たないこの男性が同じ定食屋に向かうことは想像していたが、ここにくる前に行こうとした店が満席で諦めてきた私は、彼を追い抜いてしまった。普段だったら少し遠回り(用のない市の施設に入ったり、表のメニューをながめたり)して彼が入店したのを確認してから入るのだが、1時間後にミーティングもあって追い抜いてしまった。 店内は混んでい

          ごはんについて書くための習作60

          ごはんについて書くための習作59

          仕事で大阪の矢田(「やた」と読むということを別の仕事仲間に聞いた)に来ている(「いる」と書いている今は、帰りの新幹線の中なので正しくは「いた」)。二日にわたってウェブサイト用の取材と撮影の立ち会い。デザイナーの私は撮影も取材もしないので、ただぼんやりと横に立って二日過ごした。 仕事は学校のウェブサイトのリニューアル。二日目(今日)の昼、ライターの後藤さんが調べてくれた学校からほど近い寿司屋に行った。昼の寿司屋の話を一旦、すっ飛ばして書くと、仕事終わりの夕方、日が伸びてきて仕事

          ごはんについて書くための習作59

          ごはんについて書くための習作58

          授業が13時10分から始まる。最寄駅の上野毛駅に着いた時刻は12時15分。駅から多摩美術大学の校舎までは5分程度。「15分前には101号室の研究室に来てください」と言われている。つまり12時55分。「正門は工事しているから南門から入ってほしい」と言われていて、初めて入る学校、5分前には到着していた方が良いはず。12時50分。駅からの移動時間を鑑みて12時45分くらいには向かい出す必要がある。ということを考えながら、駅の近くで昼食を探す。 今日これから授業の特別講師として人生で

          ごはんについて書くための習作58

          ごはんについて書くための習作57

          駅を降りると予報どおりの強風。海辺で椅子を出してパンを食べるのは難しいと判断して、駅前商店街のパン屋を素通りした。数ヶ月ぶりにシェアオフィスに向かっている。10時過ぎまで自宅で仕事をしていたので、駅に着いたのは11時前、すぐ昼になる。 前職で何年も前に作った他部署(在籍時の私からみて)のウェブサイトのメンテナンスを頼まれ、手元に元データのないソースコードを触っていたら12時を過ぎていた。こういう「作業の中の作業」というべき仕事は人がいる環境がいい。 やはり強風。5mはありそ

          ごはんについて書くための習作57

          ごはんについて書くための習作56

          キッチン「ンゴ」だと思ったまま店の前まで来た。キッチン「ゴン」だった。京都に来ている。大阪で仕事がある。大阪で仕事があるときは京都に宿をとって、レンタカーで移動することがルーティンになってきた。大阪には夕方着けばよいので、少し早めに移動して京都で昼食をとることにしていた。 …と、これは先月末の話で、ここまで(僅か112文字)を帰りの東海道新幹線で書いたところで乗り物酔いし、ノートパソコンを閉じてしまったままだった。2週間が経ってしまった今日、キッチンゴンでのメモが残るiPh

          ごはんについて書くための習作56

          ごはんについて書くための習作55

          土曜日だというのにこの文章をあなたが読んでいるということは、土曜日だと言うのに私が家族とは別に昼ご飯を食べ、その後、ひとりの時間を確保しているということです。今、私は東海道新幹線に静岡駅から乗り、京都駅へ向かっているところなのです。 さて私が昼ご飯をどこで食べていたかというと、新幹線に乗車した静岡ではなく、富士宮で虹鱒料理をいただいておりました。「いただいておりました」と書いた場合、同じ行の「私」は「わたし」ではなく、「わたくし」と読みたくなります。 京都へは明日の朝から仕

          ごはんについて書くための習作55

          ごはんについて書くための習作54

          内側にラー油がついてしまっていたし、この後、外出の予定もないので、帰宅して外したマスクを捨てた。捨てられたマスクは、耳にかける部分をゴムのように使って小さくまとめられている。私の昼ご飯は坦々麺だった。 午前中の打ち合わせを終え、ママ友と子供たちとでプールに行くというので、子供と妻を近くの市民プールまで車で送って行った。15°に設定したままの車の冷房が良く効く。効き過ぎるくらいだ、温度を上げ、風量も少なくする。外が涼しくなった。 車を家に戻し、部屋に戻る。ポストに不在通知。家

          ごはんについて書くための習作54

          ごはんについて書くための習作53

          私は今、蕎麦屋にいる。蕎麦屋でなくても瓶ビールを注文すると、手に収まるくらいに小さくて少し背の高いグラスが用意されるのは、酒を飲まないものであっても見たことがあるだろう。一杯目は泡が立ち過ぎないよう左手に瓶を持ち、右手でグラスを少し傾けながらビールを受ける。 ビールを飲みながら文庫本を読む私にはちょっとしたコツがあって、二杯目以降、ビールを継ぎ足すときにはグラスを全くの空にせず、1/3から1/4ほど残した状態で継ぎ足し始める。その際はグラスを机に置いたままでよい。片手は文庫本

          ごはんについて書くための習作53