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さみしさとエサ。

私には前から疑っていることがある。

寂しさと食欲(もしかしたら偽の)は密接に結びついているのではないかと。

あなたは口が寂しくて、つい甘いもの食べちゃった経験はないだろうか?

口寂しくなるタイミングは人それぞれだと思うけど、空腹のときになんだか口寂しい、とは表現しないと思う。

ご飯を食べたのになんだか口寂しいといってお菓子を食べてみて、そしたらやっぱり甘くておいしくて、気がついたらロールケーキまるごと食べちゃった。的なやつだ。
(こないだ私が好きなLAWSONの白いロールケーキの総カロリーみたら650カロリー超で恐ろしくなった。)(ちなみにこのロールケーキは1ロールが5分割くらいになっていて、二つ目でやめようと思ってたらすぐ全部無くなるという代物)

無意識って恐ろしい。

私だけかもしれないが、口寂しいときに食べたいものって甘いものとかお菓子。

甘いものとかお菓子はお腹にたまりにくくて、お腹がいっぱいなのに別腹でペロリと食べちゃったりする。

それで話は戻るのだが、そこで得たカロリーの本質は寂しさなのでは?と。

私は大学1年で一人暮らしを始めたのだけど、一年目はホームシックで精神的にかなりダメージを受けた1年だった。

そして、その年は私が自己ベストの体重を叩き出した年でもあったのだ。

仲良しの友達いわく、私はその体重MAXの時、『最近、主食もパンケーキとか甘いもの食べてる。』って言ってたよと教えてくれた。

言われるまで自覚がなかったのだが、確かに主食パンケーキにしたり外食でカフェ巡りとか大学生ならではの食べ飲み放題とかカロリー過多な不規則な食生活をしていた。

流石にやばいと思い1年の冬春あたりは、自分でも太ったことを自覚してランニングとか、食事制限してみたけど、なにをしても痩せなかった。  

痩せないことがストレスになり負のループ。

私は大学2年で留学をしたのだが、それは私にとって転機となった。

学校が楽しくなり、私生活が充実しはじめ、ホームシックを克服したあたりから、自然とMAX体重を更新することはなくなった。

毎日好きなだけお惣菜をビュッフェ形式で選べる生協が運営している学食があった。

副菜の種類が多く美味しくて、自然と食べる野菜の量が増えたのも良かったのかもしれない。
そこからは体重が徐々に減り始めた。

野菜のいいところは食べた分だけお腹を満たすところだと思う。

サラダ、味噌汁、メインの魚か肉、ご飯。

全てを準備するには手間も時間もかかる。

けど、食材の彩を目で楽しみ、バランスよく食べることでお腹も心も満たされ“食事”ができるのだ。

もしかすると、口寂しくて食べてるおやつは食事じゃなくて、エサなのかもしれない。

あるいはちゃんと食事をしてない代償。

でもエサの代償はお腹のお肉として、返ってくるから、バランスのいい食生活をするための食費はケチらないことにした。

歳を重ねるほど深まる野菜信仰…🤲🏻🥦🥬

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