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"自分らしさ"を大切にしたワークスタイルにシフトしよう

やさころです。

10月17日に”ワークシフトの実践知は可能か”というテーマでカフェゼミを開催した。私たちのゼミは外から学生や社会人を招き、大学の外でオープンなゼミを開く。多様なバックグラウンドを持った人たちが集まり、対話をする。毎回、様々な人と出会い、新しい視点や考え方が発見できて面白い。(今回は約60名の方が参加してくれました)

今回のカフェゼミのテーマに関連しているワークシフト。
グローバル化、少子高齢化、技術革新、、急速に変化する社会のなかで私たちの価値観や働き方もどんどん変化している。というか変えていかなければならないと思う。今回のカフェゼミには、新しい働き方(パラレルワーク)を実践している4名の方がゲストとして登壇された。
4人とも地位や名誉、金銭的なことに固執し過ぎず、自分の幸福ややりがいに忠実に生きている働き方をしていた。自分は何がしたいのか、何が正しいと思うか、時々忘れてしまいそうな気持ちを大切にしていた。

本当に自分のしたいことを見失わずに、働けている社会人はどのくらいいるのだろう。自分の軸を見失わないような働き方を実践するには何が大切だろうか。自分に合った未来の働き方は模索中であるが、パラレルキャリア(自分の本来の仕事以外の仕事を持つことや、非営利活動に参加すること)には前から興味があった。変化の激しい時代である今を生き抜くには、環境が変化してもしっかり自分が適応できるような知識やスキルが必要になってくることは目に見えている。1つの会社・仕事内容に精通する働き方はこれから通用しない。そうではなく、複数の仕事を掛け持ち、幅広い知識やコミュニティを持つことが大切なのではないかと思っている。パラレルキャリアを実践しているゲストの方達が自分らしく働いている姿を見てその気持ちはより一層強くなった。

しかし、そのような働き方を実践していくには様々な課題もあるように感じる。
今、自分は複数のコミュニティで活動している。国際系のイベント実行委員、ソーシャルビジネス系の学生団体、国際協力のNPO団体、、。どれも自分の関心領域の活動であり、楽しさとやりがいを感じている。しかし、そのように活動している中で、いくつか問題も出てきている。同時並行的に様々なことをこなすことがうまくできなかったり、自分のキャパシティがオーバーしてしまうことは何回もあった。しかしこのような課題はあまり深刻に捉えず、これからゆっくり試行錯誤しながら解決していこうと思う。
私がいま1番違和感を感じていることは、

自分の軸・アイデンティティが分からなくなる

ということだ。今の私の状況は複数のステージで活動しているという点で、パラレルキャリアに似ているところがある。この悩みはパラレルキャリアを実践していく中でも生じるかもしれない。

複数のコミュニティで活動をしていく中で、次々とやることが増えていく。目の前のタスクをとにかくこなしていく。そうしているうちに初めはやっていて楽しいからと自分の意思で始めたものも、いつの間にかタスク化して義務感でやるようになってしまった。やることがどんどん増え、毎日が忙しくなり、キャパオーバーになって徐々に楽しいからストレスへと変わっていった。
そもそも自分は何がしたかったのか、どういう軸を持っていたのか完全に見失っていた。

また自分がしんどいと思うもう1つの理由として、自分らしくいられていないからということがあった。それぞれコミュニティでの自分のポジションが異なるため、コミュニティによって自分のキャラクターも違っていた。与えられた役割に囚われすぎてしまい、本来の"自分"が出しにくくなっていた。複数のコミュニティを行き来しているうちに、様々な自分がいることに気づく。だが、一体どれが自分なのか、そもそもそこに本来の自分はいるのか、、完全に"自分"というものが分からなくなってしまっていた。

自分の軸を見失わずに”自分らしく”働くためにはどうすればいいのか

そもそも自分らしい状態とはどのような時なのか

様々な疑問やもやもやで頭の中がいっぱいになった。
この問いを考えることは、きっとこれからマルチステージで自分らしく働こうとしている自分にとってとても重要な問いだと感じている。

まだ仮説ではあるが、今の段階で私が思うことは、
①自分と真剣に向き合い、"自分らしさ"や"自分の軸"を再確認する
②たくさんの『らしく』働く人たちのサンプルを見る(ロールモデル)
ことだと思っている。

1度立ち止まって自分と向き合う時間を設けることは大切だ。
自分らしい状況はどんな時なのか、自分はどんなことをしたかったのか振り返る。
ここで気をつけたいのは、1人でやろうとしないこと。自分の状況をよく知るには、自分が見る自己と他人が見る自己、両方の視点から見ることが重要だ。(ジョハリの窓) "自分らしさ"を発見するには、まずは自分で自己を見つめ直し、そして他人から自分はどのように映っているのか把握することが重要だ。("自分らしさ"については https://note.mu/yasamax/n/nbe5963558738の記事をぜひ見てみてください)😆)))

そしてもうひとつは自分らしく働いている人たちを見てみること。
昔と比べ今はワークライフバランスがかなり重要視される時代になった。ワークスタイルは多様化し、自分らしく働ける環境は整ってきた。しかし、情報過多の世の中で様々な選択肢の中から、自分に合ったワークスタイルを探すことに対して戸惑うことも多くなるだろう。そもそも自分らしいが分からず途方に暮れてしまったり、理想的な働き方と現実とのギャップに苦しむ人達もいるかもしれない。
しかし、自分らしい働き方を実践している人達を見てみることで、自分らしく働くためのヒントを得ることはできる。それぞれ自分らしいワークスタイルの形は違う。焦らず、時々立ち止まって今までの自分を振り返ったり、ロールモデルを参考にしたり、、ゆっくり試行錯誤しながら自分らしいワークスタイルを見つけていけばいいのだと思う。

自分の価値観や軸を大切にしながら、前向きに、これからも行動と思考をし続けようと思う。

#大学生 #越境活動 #ワークスタイル #ライフスタイル #自分らしく #幸せ #パラレルキャリア #MELCブログ

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