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#054 アウトドア好きな僕が、雨天だと嬉しい理由。

やさかもです。今日の写真はベトナム・カントー市の水上マーケット。朝6時の光景です。

僕はキャンプや登山、スノーボードやジョギングなど、お外遊びが好きである。ベトナムから帰国して、何よりも楽しみにしていたのは、ひとりキャンプを再開することだった。最近は2週連続で週末ソロキャンプに出掛けた。天気はいずれも最高。文句なし。最高の気分を味わった。

そんな僕はいま、梅雨入り初めの週末を迎えている。アウトドア好きな者からすれば、なんと残念な週末だ・・・と思うだろうか。違うのである。僕はキャンプをした晴天の週末と同じくらい心が躍っているのだ。なぜなのか。理由を聞いたら驚くかもしれない。

それは、

キャンプに行かなくていいからだ。


何を言っているのだコイツは?、と思うだろうか。実はこれ、趣味が精神的負担になっている人の典型例なのだ。キャンプを例に整理すると、

キャンプって、

・準備がけっこう大変(でも楽しい)

・お金がけっこうかかる

・時間がけっこうかかる

・疲労がけっこう出る

・後片付けがけっこう大変

というものなのである。つまり、面倒なことを趣味としているのである。実際、ソロキャンプは前日から準備で忙しい。現地に着いてからも、ゆっくりできる時間は少ない。キャンプ地についたらすぐにテントを建て、寝袋を準備して、火を起こす。米を研いで、おかずを作り、片づけをしてから焚火の準備・・・というように、まったくのんびりできないのである。

他の趣味についても、登山やジョギングは非常に体力を消耗するし、スノーボードは怪我のリスクもある(真冬は寒いし)。

これらの負を回避できる最大の理由が、悪天候なのである。自分がちゃんと納得できる形で予定をキャンセルできるのだ。僕は変な奴なのだろうか。同じような感覚の人がひそかに大勢いるのではないかと察している。

今週末はステイホームで何しようかなあ、とウキウキしているやさかもである。間違っても晴れないでほしい。今週末は完全なインドアモードになっている。

晴れちゃったら、

外出しなければいけない気になるではないか。

これは軽い病気なのだろう。

晴れたら外出しないと損した気になる病。

晴天は自分へのプレッシャー。

この病気はしばらく治りそうにない。


54日目 おわり。