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じゃがいも


6月はじゃがいもの収穫の季節です。皮ごと食べられる今が一番美味しい時期といわれています。じゃがいもは栄養があんまりないと言われがちな野菜ですが、じゃがいもだけ食べて生きてても大丈夫なくらいの栄養バランスは持っています。美味しい時期に皮ごと丸ごと蒸して食べるのがおすすめです。

じゃがいもは南アメリカのアンデス出身のナスのなかまで、ほんのり紫色の白い花が咲き、ミニトマトのような実をつけます。食用となる前は、観賞用のお花として栽培されていたそうです。はじめに日本に渡ってきたのは江戸時代で、明治時代からは現在のように食用として栽培されるようになりました。

農業で食用としてそだてる時はできるだけ葉の背丈が高くならないようにするのが、土の中の芋部分をおいしくそだてるコツだと教わりました。昔の人はどんなふうに食用として、観賞用としてそだてていたのか聞いてみたいです。観賞用なら花が大きく咲くようにそだてるのでしょうか。多分実は食べてないとは思いますが、ミニトマトみたいに収穫して食べていたのだとしたら、実が甘くなるようにそだてるのかもしれないです。

じゃがいもは工夫したらかなり保存性がいいので、ヨーロッパでは18世紀頃からじゃがいもを主食としている国が多くあります。また現在でも、通貨のように使われている地域もあるそうです。じゃがいも5個でコーヒー1杯、じゃがいも100kgでiPhone1体とか、そういう感じでなのでしょうか。じゃがいもを持ち歩く方が大変な気がしますが、ただ食べるだけではない使い道にじゃがいもの力を感じます。でもやっぱり、なんとかペイの方が便利でいいなともおもいます。

じゃがいもといったら「ミスターポテトヘッド」というキャラクターも有名です。1996年に公開された映画「トイ・ストーリー」に登場する、プラスチック製のおもちゃで、じゃがいもの顔の本体に、目や鼻などの顔パーツや手足パーツを着脱してあそぶ人形です。全世界で累計1億個以上販売されている人気商品です。
元々は1940年代に「朝食のシリアル製品のおまけ」として、顔のパーツを集めて本物のじゃがいもに突き刺すと人形ができあがるというものだったそうです(Wikipediaより)。


斬新なおもちゃにもなる、じゃがいもの力はすごい。たしかに何かをさしておくのにも、じゃがいもは適しているのかもしれません。かたくもなく柔らかくもなく、さすと安定するけど抜きやすいところもじゃがいものいいところです。じゃがいもにはまだまだいろんな力がありそうです。

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