今、流行の野菜果物の売り方
最近、野菜果物販売を始めた店舗には似たような傾向が見られます。例えば無印良品を例に取ってみます。
東池袋に新店舗が出来ましたが、店頭には木の無垢材で出来た台に、そのままのリンゴをどっさり積んでいます。店内では籐かごにそのままのオレンジをどっさり積んでいます。
ここから読み取れるのは、ヨーロッパ等で見られるマルシェをイメージしているという感じです。
最近は、このマルシェのイメージで展示をする店舗がとても多いです。木の無垢材の箱や、籐かごの様な天然素材のもので、そのままの山の様に積んで野菜果物を並べる展示法です。
この展示法の美点はとてもスタイリッシュで見栄えがします。その見栄えでお客さんを引きつける事が出来ます。
欠点は、綺麗な見栄えのぶん逆にお客さんがなかなか手に取ってくれず、利益を出しにくく、野ざらしなので商品が傷みやすいです。
自分は時々この売り方をしますが、思ったほど利益が取れないので好んではしません。
新規開店の八百屋でこの展示方法をとる所がありますが、思ったほど売れずに考え込むということがあるかもしれません。パッケージ商品を好む日本人向きではないかもしれません。
おしゃれな見栄えをとるか、売り上げをとるか悩むところですね。
今回はマルシェ風展示法の八百屋が多くなってきたというお話しでした。
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