スピンオフ～人間関係で少し楽になる考え方をしてみませんか？～
人間というものは、自分の意見に反対する人をスグに敵とみなしてしまいがちです。そして、自分の意見が正しいと思い込み、自分のその意見で他者を淘汰しようとします。
この誰もがしてしまう行動は、実は逆に自分自身を苦しめていることに気付かないといけません。
自分の意見に反対する人を敵とみなす事によって、敵対する人を攻撃しようとする邪心が生まれるからです。その邪心はどんどん大きくなり次第に自分自身をも飲み込んで、最悪自身の人格すら破壊していきます。
他者を強引に淘汰しようとする事は、民主主義的な考え方ではありません。個性を無くして統一化しようとする行動は、まるで独裁国家の党首と同じ事をしています。
他者を攻撃しようとする行為は戦争そのものです。
人間は気付かないうちに独裁国家の党首と同じ事をし、戦争の最初の種を作っているのです。
もし、自分はそういう人間になりたくないと考えるのであれば、良い方法があります。
それは、”人間は100人いれば100人の考え方があるものだ”と考える事です。
自分はこういう考え方があります。あなたはそういう考え方なのですね。これだけです。
相手が自分の意見に賛同すれば、その考え方を変えるでしょうし、自分も相手の意見に賛同すれば、なるほどと思い考え方を変えるでしょう。
”自分はこういう考え方だ、なんであなたはそういう考え方なんだ！”と思うより、”自分はこういう考え方だ、あなたはそういう考え方なんですね。”と思う方がとても平穏で、自分自身が楽で、とても民主主義的な方法です。
相手を変えようとするより、自分が変わる方が遥かに楽です。
自分とは真反対の意見を言われても、”あぁ、人間には色々考え方があるものだ”と考えるだけです。
最近はSNSが発達し、公共の場で自分の意見を言う事が簡単に出来てしまう世の中です。
自分の意見は正しいと考えがちですが、相手からみれば正しくないかもしれません。
100人いれば100人の考え方があるものだと考えるようにしてみれば、良い意味で、世の中が少し変わって見えるかもしれません。
もちろんこの考え方は私の考え方であって、あなたは違う考え方かもしれません。
あぁ、100人いれば100人の考え方があるものだなぁ、、、
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