すべての道は“お腹”に通ず

「すべての道はローマに通ず」

どんな道を選んだとしても結局ローマにたどり着くということから、絶対的な結論やものごとの真理という意味かと思っていましたが、目的までの手段や方法は何通りもあることのたとえなんですね。(お恥ずかしい…)

で、それは置いておいて何が“お腹に通ず”なのかというと、人間の筋肉や血流、姿勢がです。

これも最近通っているストレッチ店で教えてもらった知識です。

全身のストレッチを通して、身体の硬さ、肩こり、猫背、浅い呼吸の要因を検証してもらったところ、すべては“お腹の硬さ”にあるというんです。

お腹が硬いから縮こまって背中が丸まる→首が前に倒れる→前を向くために顎を上げる→頭が背骨から外れるため肩の筋肉だけで支える→肩こりになる。また、猫背で前かがみになる→肺を圧迫する→呼吸が浅くなる→血流が悪くなる→全身の筋肉に血が行き渡りづらくなる→筋肉がこわばる。という因果関係、負の連鎖。

元々姿勢が悪いから背中が丸まってお腹を圧迫した状態が続き、それでお腹の筋肉が硬くなる。という卵鶏状態にもなっていると。

お腹をやわらかくするストレッチ

その硬いお腹をほぐすストレッチとしておすすめいただいたのが、ヨガでいうコブラのポーズ(うつ伏せ状態から両手を肩幅に開いて上半身をそらせ上を見上げる姿勢)で、大きく息を吸ってお腹を膨らませ少し止めゆっくり吐く。
これを繰り返すことで、横隔膜の筋肉が伸ばされ柔軟性が戻るとのことです。

ちなみに、筋肉の細胞は約3ヶ月で生まれ変わるといわれるので、3ヶ月間続けると効果が現れてきやすいらしいです。

鼻の高さが呼吸を決める

それと、日本人の呼吸が浅くなる原因のひとつとして、鼻が低いからだそうなんです。対して西洋人は、鼻が高い→呼吸が深い→胸が張る→背筋が伸びるという寸法とのこと。
そう言われると、西洋人で猫背の人ってあまり見かけない気がしますね。

それだけの身体的特徴ですべて決まっていたとは、うらやましく悔しい限りです。苦笑

与え合いの恩贈りで巡る世の中になったらいいな。 だれでも好きなこと、ちょっと得意な自分にできることで、だれかのためになれて、それが仕事にもできたら、そんな素敵なことはないですね。 ぼくの活動が少しでも、あなたの人生のエネルギーになれましたらうれしいです。