見出し画像

とあるファミリーヒストリー

80歳になる母が、突然、家族の歴史を調べたいと言い出しました。
「一刻も早く着手せねば!!」と
せっかちな私は、ブルゾーザーのように、ガツガツと調べだしました。

母は広島県生まれ。15人きょうだいの末っ子です。末っ子は高齢出産で生まれました。母は物心ついた頃には、両親は、おじいさんとおばあさんです。きょうだいも既に6人が亡くなっていました。この時代の乳児死亡率の高さを考えると、仕方ないです。

広島県は全国1の移民を多く送り出してきた県だそうです。そうなんです。親戚もアメリカやらブラジルにいると聞いております。そのような事情で、母方の(母からいう)祖父の足取りを探りたいという希望でした。

100歳近い親戚が、昔話と簡単な家系図をくれました。そこから聞いた話を掘り下げようということになりました。

まず、正式な名前、生年月日、本籍地を戸籍を確認するように言いました。
そして移民の名簿かなんかがあるはずですが、原爆で県庁が消失しているようです。一部は疎開しているようですが、さあてどうなるでしょうか。

まずは戸籍の確認と海外渡航録の調べ方を熟読しましょうと指令を出しましたが、既に5日が経過しています。問い合わせたら、ノートに書き写しながらじっくり読んでいるらしいです。

「遅い!遅すぎる!!」

私の心はアメリカ広島県人会、アメリカ公文書館へ飛んでいますが、いかんせん個人情報の確認ができないと進められません。

どうしてここまで熱くなのか、それは初期の段階で、母から調査費用を提示されているからです。調査名目で国立国会図書館へ行きたーいと考えています。ついでに行きたい場所がたくさんあります。というか私にとって「ついで」が一番大事なのです。

費用が少ないので、アメリカでの現地調査は難しいですが、文書の翻訳できる人は確保しています。
←行きがかり上、私の英語指導をしていただいている先生です。ここでまた大活躍になる予定です。逃げないように確保しときます。先生には大好きなモナカを御礼に差し上げる予定です。

あといくつか情報ルートはありますので、早く足取りを知りたいです
母よ、後がつかえている。早くしてほしいと、ときどき催促しようと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?