とあるファミリーヒストリーその2ー安楽椅子調査員ー
アメリカへ移民に行った母の祖父(つまり私の曽祖父)の足取り調査について、母にいくつか宿題を出していきましたが、うんともすんとも反応がありません。
「どうなってるの?」と催促しましたが、母は「いま百田尚樹の小説を読んでるから忙しい」と言います。せっかちな大阪人の私は待っておれないので、直接調べることにしました。
広島公文書館に問い合わせ
担当者さんからいろいろ教えていただきました。
・パスポート台帳の複製があるので出国日を確認すること
データーベース化されていないので、調べるのが大変そう・・・
めんどくさい。
・移民後の出産・婚姻・死亡は届出は任意なので、戸籍の記録はないそうです。流石にそこまで把握はしていないのは当然かもね。戸籍を取り寄せても意味はなさそう。
・ハワイ移民に関しては、特化した資料館がある。そうです親戚はブラジル、アメリカ本土、ハワイの各地に行ったと語り継がれているのです。しかも曽祖父はまずハワイに上陸したと聞いています。
日本ハワイ移民資料館
こちらでは資料がデーターベース化されているそうです。ところが今日は休館日でした。明日、母本人に連絡してもらいましょう。どこまでの資料があるのか知りたいですね。
今後の作戦
ハワイの移民名簿に祖父の名前をみつける。
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旅券番号がわかれば
↓
広島公文書館へ出向き、資料の確認できます。
そして100歳近い、基本情報を教えてくれた親戚に資料を見せて、記憶を呼び覚ましてもらうのです
ハワイからの足取り
アメリカ、カリフォルニア州サクラメントに住んだと聞いています。
生存古老よりの情報メモから死亡年月日 1944年ワイオミング州で亡くなったと聞いています。ワイオミング州のハートマウンテン移住センターで亡くなったのではないでしょうか。つまり日系アメリカ人収容所で亡くなったらしいと言い伝えられています。
日系アメリカ人収容者名簿がヒットしました。
https://library.r.chuo-u.ac.jp/mirror_db/db_AU_FARJARC.html
ところがこちらの資料は図書館か大学内からアクセス可能なので、自宅での作業は限界です。今回は調査費用(交通費など)が出るので、どこかからアクセスしたいと思います。
つづく
うわさのカム・トゥ・ハワイ 小林克也&ザ・ナンバーワン・バンド
高校時代に初めて聞きました。ハワイへ行った広島移民をテーマにした曲です。名前も知らない親戚もこんな感じだったのかなと、想像していました。
https://www.youtube.com/watch?v=lUQfl-N8D44
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