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友だちが病院帰りに立ち寄ってくれました。

「病院の定期受診を終えてから、そっち行くわ〜」とまだ雪の残る北海道から、飛行機に乗ってやってきました。「大阪に寄り道!?どんだけ激しい寄り道するんだろうか・・・」と半ば呆れながら受け入れ態勢を整えました。

折しも予想気温は25度です。おそろしく暑さに弱いので、溶ける可能性があります。極寒地の人間だから体温は低いそうです。移動する時間帯を考えねばなりません。通常、ドアツードアの生活をしているので、疲れやすく、できるだけ歩かせることは出来ません。

大学で知り合った10年来の友人ですが、道産子が言い出しっぺで、私と大学の飲み会の幹事を担当しています。道産子の健康状態を考え、最寄り駅からの距離でお店を選ぶので、宴会場の味やサービスは考えません。これを数年続けたので、見るに見かねた参加者が「私がお店を紹介します。」と手をあげてくれました。以後、毎回その同じ店にしているズボラ幹事のコンビなのです。

そんな我々は美術館で待ち合わせ、ベンチでウォーミングアップのお喋りをしたあと、大人しく美術鑑賞しました。そしてコメダ珈琲で血を吐くほど喋り続けました。真面目な患者である道産子は「おお薬の時間だ!!」と食前薬を飲み、食後薬を飲み、小さな保冷バックから3本の点眼薬を出し、持参のキッチンタイマーで5分おきに点眼をしていました。ちなみに点眼は1日4回だそうです。

よくよく話を聞いたら、先週、眼科の手術をしたところだそうで、定期受診→大阪→眼科受診と、予約の合間にやってきたそうです。「とにかく飛行機に乗りたかったのだ!」と主張していました。なにかとストレスが溜まってたのでしょうね。

なんだかんだと続いているのは、話のネタのジャンルが合致していることが大きいと思います。実は修論執筆でも、かなり協力をしてもらっていた1人です。70オーバーの道産子と50オーバーの大阪人が半年に1度、日本のどこかで喋くり倒しているのです。

道産子は昼から夜までしゃべくり倒し、「へば次は10月ね〜」と大満足で帰って行きました。到着したら、また病院に戻り、違う科を受診してから、2日ぶりに帰宅するそうです。お互い元気で会えるうちは会いたいよね。いつも健康を祈っています。

「またねー✈️ボンボヤージュ✈️」



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