やおいひでひと

こどもの造形遊びの実践と環境の研究をしています。絵本も描いています。『たんけんハンドル』(偕成社)発売中です。保育者向けWebサイトHoiclueにてコラム『造形あそびとこどもたち』連載中。こども環境デザイン研究所代表(kodomokankyo.jp)

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最近の記事

こどもは見立て•おとなは見方

先日、2歳3歳クラスの子どもたちと造形遊びをさせてもらいました。 丸めた折り紙の見立て遊びから始まって、いろいろな食べ物になったり、折ってつなげて電車になったり、折り紙がこどもたちの想像によって色々なものに変身させて遊んでいました。 一方で、丸めることやテープを貼ること自体が楽しくて何枚も貼る子や繋げる子がいたり、集めてプールにして遊ぶ子もいました。 折り紙といっても、その楽しみ方、面白さを感じるツボはこどもによって様々です。 こんな時に大切になってくるのが保育者の捉

    • Chat-GPTと人造人間17号と時間泥棒

      小学生の頃、ドラゴンボールが大好きだった。 毎日お風呂で気をためる練習をしていたし、目をつぶっては、舞空術で空を飛ぶ妄想に浸っていた。 子どもの頃は、主人公の悟空がどんどん強くなる姿にワクワクしたものだけど、 最近、ふと思い出したシーンがある。 それは30巻、人造人間編、主人公孫悟空の敵である人造人間たちのやりとりの場面。 人造人間たちは、悟空を襲うために家へ向かうとするのだけど、その移動手段として車を選ぶのだった。 この「車でいく」というのが、小学生の僕にはよくわからなか

      • アトリエのこどもたちから場所の役割を考える

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        • みんな

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          ユーモア

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          新年度スタート!

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          お詫び:アディッショナルタイム

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          背負う

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          向かう先は

          先日、つくば市内で活動されている森のようちえんを見せていただいた。 僕が伺うと、とても自然体で受け入れてくれるスタッフさんとこどもたち。 その中の男の子二人が、誰に言われるでもなく「こっちついておいでよ。」といって森の中を案内してくれた。 草木が生い茂る中をグングン進んでいく二人。 「え?そんなに入ってくの?」 こっちがちょっと尻込みするくらい、道なき道を進んでいく。 二人の背中を必死に追いかけていたら、はたとフラッシュバックした。 僕が年長の頃の裏山の記憶。

          朝活?生活!

          今朝は家族より早く起きたので、居間で本を読んでいました。 するとドアノブが勢いよく ガチャッ、、 「あーおー」(おはよう) 娘が一人で起きてきました。 「おはよう。」 僕が返事をすると、ニッコリとほほえみ、そのまま真っ直ぐ道具の棚へ。 引っ張りだしたのは、えのぐセット。 起きぬけにやるの? (夢でもみたかな?) わ、わかったよ。 ちょっとひるみつつ。 (ひるんだのは、えのぐのあと片付けにか、好奇心の塊にか、どっちもか) 机に紙を広げます。 最初は水で

          期待の両面

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          エビデンス時代

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          エビデンス時代

          今月末で終了します。感謝!

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          保育園も選ばれる時代というけれど

          保育園も選ばれる時代 そんな声をよく耳にするようになった。 「選ばれる」こと自体は悪いことではないだろう。 こどもにとって禁止と制限ばかりで辛い保育環境より、 のびのびと充実していて毎日が楽しくてたまらない保育環境の方がいいに決まっている。 だから、そうした園が選ばれるならいいことだと思う。 選ばれない園が、こどもたちが安心して通いたくなる園になるように努力していくことはいいことだと思う。 だけど、多くの現場はどうやらそうではないようだ。 「保育園も選ばれる時

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          こどもの遊びの環境とお金

          環境を作っているのは大人

          こどもの遊びの環境とお金

          ゲームとこどもの育ち②

          ゲームをしたら想像力がなくなる? ゲームをたくさんやると想像力がなくなるのか。 僕は基本的にはそうは考えていない。 僕自身、小中学生の頃は、ゲームをたくさんやっていたし、それが今の仕事や創作の色々なアイデアに生きていることも多いからだ。 だけど、これもすっきりと割り切れる話ではない。

          ゲームとこどもの育ち②