見出し画像

noteよ今夜もありがとう

(画像)ここから私のnoteは生まれている。

#noteでよかったこと  というテーマを募集しているらしい。

noteに毎日投稿を始めて二週間が過ぎた。

今、「ここは本当にインターネットなのか」とすら思うような、発火物質が極限まで排除された、大人の社交場のような空間に、初めてスーツを着た江戸の人の如く驚きつつも、すっかり気に入ってしまっている。

そもそもインターネット=燃えているという考えがバカのそれであるが、私が今まで渡り歩いてきた場所は大体常に燃えていた
松岡修造を祀っていることが疑われるレベルで常に炎が噴射されていた。

みんなが火元になりうる環境で、みんなが放火魔だった。多分、みんな座右の銘が「今です、火を放ちなさい」だった。
たくさんの人が、朝起きて目玉焼きを作るかのようにカジュアルに誰かを燃やしていた。

出る杭は当然のように燃やされ、酷いときは犬も歩けば燃やされた。人間扱いされない上に炎上するという意味だ。

「燃えているのはステータス」と炎を纏ってはじめて一人前みたいなところがあった。地獄かよ。

余りにもアレなユーザーが多くてBANされるやつが後を立たなかった。余りにも多かったため、無実の友人までBANされかかった。

モンハンでいうクーラードリンクがあってもHPが削られるタイプの発火帯。火山ステージのマグマなのだった。

どこって……マキを名乗る人物から毎週メルマガが来るところとか、小説家になるとかならないとことか、青い鳥のところとかですよ。(これ、偉い人からお叱りのメールが来たりしませんよね?)

そんな、映画に出てくる助言してくる老人の長話はここまでにしよう。そうじゃないと命が危ない。

そんな新天地、noteでよかったこと
それはもう、決まっている。
これが投稿できたことだ。

特に、小劇場系の演劇の感想や劇団の紹介をうまく大勢に向けて書く場が生まれたことが本当に本当に本当に嬉しい

演劇というのはごく限らた観客しかその全容に触れることができない「秘密」のようなコンテンツだ。その内容を知っているのは、作っている人と全日程の観客だけなのだ。

公演が四回で全て満席、キャパが100名、団員スタッフ20名でも420人前後しかその物語の全容が明かされない。

さらに、劇団というのは組織をそのままの形で保って何一つ変わらずに次回公演を迎えるのが非常に難しいものだと感じている。

とにかく、一度が大切で、なんとか「それがあった」記録を残したい尊い物語なのだ。

私は今まで演劇の感想を完全に「作った側」に向けてtwitterに上げていた。だが、それでいいのか。作った側がその重たい感情を向けられても迷惑なのではと悩んでいた。

しかし、感想は伝えたい。
世の中は感想によって救われるクリエイターの方が圧倒的に多いから、迷惑じゃなければ伝えたい。
それが、絵とか写真の技術とか財力とかも特にない観客のできる唯一の恩返しだからだ。

1の完成品を見て20は出てきた。とにかく色々な感覚が刺激されて感受性がジャックポットした。
私の感想はとにかく多いのだ
(その1の完成品は100や1000でできていると思う。)

しかし、noteに出会ってその方法を変えることに成功した。

私が演劇を通して感じたことを、記事にまとめることによって、作った側だけでなく、「興味を持つかもしれない人」「興味があるけど行かなかった人」「見に行くかもしれない人」に、呼びかけられるようになった。
それだけじゃない。この世に一つ多く、「その劇がそこにあった」記録を、証拠を残すことができるようになった。

幸い、読んでる人に想いが伝わったのだか、それとも必死に宣伝してるからなのか、誰かに晒し物にされて嘲笑われている(被害妄想である)のか知らないが、本当になぜなのだかわからないが。
ともかく。
演劇関連は相対的にPVが高い。

(画像)歴代PVの3位、4位は演劇関連記事

幸か不幸か、私は一応「人に向けた文章」を書く仕事をしているため、その名目に釣られて少しは見てもらえる……気がする……かもしれない……。

そのへんは自信がないのだが、私がお芝居を作った人たちや、お芝居そのものに対してできる、唯一にして精一杯のお礼を、noteにいつもお手伝いしてもらっている。

そんなんブログでもできるやんけ!
と思う人もいるかもしれない。
たが、前述の通り、noteは燃えにくい素材でできているので、とにかく居心地がいい

なので、安心して節度を守って語ることができるのだ。

もちろん、この居心地の良さは、運営の努力だけでなく、ユーザーが燃えないように心がけているからこそ実現できている。

noteに関わる人、noteに投稿している人、今夜もありがとう。

↓劇団紹介ではこんな記事を書いています。

この記事が参加している募集

サポートありがとうございます! 頂いたお金は「私の進化」のために使わせて頂きます。私が大物になったその時はぜひ「矢御あやせは私が育てたんだ」と自慢してください!