収入の少ない女VS消費税10%
突然だが、一昨日わたしは1万5千円のバッグを買った。
通常の女子ならば、バッグで1万5千円ならそれは安い方だと思うだろう。
だが、私は収入が少ない。バッグに払う1万5千円は、普通の人で言えば10万ぐらいの価値だと思ってほしい。
ちなみに、焼肉食べ放題5000円の価値は5000円のままだ。まあ要するに、見た目に対するこだわりが薄い。バッグを買うなら焼肉を食べる。
そんな収入の少ない私にとって、消費税が10%になるのは、もう当然由々しすぎる事態だ。
そもそも収入が少ないのだ。少なすぎるのだ。
私は基本的に専業作家をしている。
貰った印税を薄めてみると月給●万しか稼いでなかった。もちろん立ち行かない。ほぼただの実家パラサイトだ。
専業作家になれる人は色んな人がいる。才能とか、作風とか、営業態度とかは様々だと思う。
そんな中でも駆け出し作家が専業をするにあたって、
間違いなくあった方がいい才能のひとつがこれだ。
親が若くて金持ち
私はまごうことなき中流家庭の人間なので、親にめっちゃ申し訳ないと思っている。思っているが、なかなかうまく稼げない。
バイトをしようにも、割とマジで無能なのですぐにクビになる。
一生懸命やっているのだが、一生懸命やる故に巻き込まれるトラブルが多い。活発なようで体力がない。問題だらけだ。
私の転職経験は、語ればかならず場が凍り付くほどにエグかったりする。
ポケモンの技に例えれば、誰も得しない「じばく」だ。相手は生き残るかもしれないが、私は四散して臓物をまき散らしながら息絶える。地獄だ。
とにかく、社会人の私は手と足がついていること以外、別段いい所がない。
そりゃあamazonのほしいものリストだって公開する。
本当に恵まれていないので、募金だと思ってサポーターになってほしい。
札束でプールなんてしない。そのまま資料代とか服とかになる。
そう、貧困はすなわち死。親が死んだら全裸で生活するしかないんじゃないかと本気で思っている。
そんな中で、消費税10%。じっぱーせんとだ。10。じう。
もう、どうしろっていうんだよ!!!!!!!
しかもあと一年だ。刻々とカウントダウンが迫っている。
収入が増える見込みもないのに。私はこう思っている。
急いで浪費しないと!!!!!!!!
特に、服は18、19年の秋物は8%で買えるラストチャンスなんじゃないか。
薄くてかわいい、ニットみたいにもったりしていない。
とにかくかわいい服は、18年の秋物は、今買わないと消費税が10%になっている。
ファンデーションも買わなくては。
年々というか、日々劣化する肌を隠すために、年を重ねれば重ねるほどに化粧品は重要度を増している。
ゲームだってそうだ。
「いつかやろうと思っていた」名作ゲームが、来年の今には10%だ。
いやいや、待てよ。それならガチャだって……と、浪費したいものにキリがない。
やばい。いくらなんでも欲しいものが多すぎる。
それなのに、収入は少ない。
これはもう、切り詰めることよりも、とにかく仕事を増やす方が先決だ。
仕事が増えればこんな心配をしなくてよくなる。
そう、仕事をしよう。書籍を出そう。
出版社の皆さん、コラムサイトの皆さん、私はここに居ます!!!!!!!
だから、私が1万5千円のバッグを買ったのだって間違いではない。
(2018.10.16)
追記)向いていない仕事を無茶して続けたら、適応障害になりました^^
今はかなり良くなっています!
追記2)上記の正社員時代の方が薄給でした。
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