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「パパ育休のある一日」

「育休って何やってるの?」とよく聞かれる。

 この返答が実はなかなか難しい。「子どもの世話」「家事」とか言葉でいうのは簡単だがリアリティがなく具体的に伝わらない。

ここである一日を振り返ってみようではないか。

 「パパァ、パパァ」朝7時、横に寝る娘の雄たけびとアンパンチで目覚める。寝相が悪い息子からの攻撃であまり寝た気のしない不快な寝起き。抱っこをせがむ娘を腕に「はいはい、降りようね」と下へ。

 先に起きていた息子が階段下で「待ってました」とばかりに私の足にがっちり木登りスタイル。腕には3歳半の娘、14キロ。足には2歳の息子、10キロ。そのままリビングへ。ちょっとした筋トレである。

 まずは今にも溢れそうな娘のオムツを替えたい。腕から娘を着地させるやいなや、逃亡。「捕まえてみてぇ~!」。息子もそれにつられ全力疾走開始。「娘よ、いいか!そのオムツからオシッコが溢れると着替えはもちろん、ソファーのカバーを洗い、干し、ファブリーズでシュッシュしたりと面倒なことになるのだよ」と、心で唱えながら目で訴えてみるが「え?かくれんぼ?」と娘。いや、そうじゃないんだって。

一日の描写どころか寝起きだけで終わってしまった。

書かなければよかったか。。。

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