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「センスは知識からはじまる」

はじめに

本書のタイトルを見た時に衝撃を受けた。センスと言えば生まれ持った芸術的な才能の類とずっと思い込んでいたからだ。
皆さん違うのかしら??

知識といえば学べるもの、才能じゃない??というレベル感から読み始めた。とてもわかり易い文章で書かれており読み進めるのがとても楽であった。最終的にはセンスは学べるという気持ちになったので本書の出会いは自分のこれからの行動に大きな影響を与える気がする。

気になる方は是非購入して読まれることをオススメする。

さて、恒例のChatGPTさんに紹介していただこう。

『センスは知識からはじまる』は、日本を代表するデザイナーである水野学によって書かれた書籍です。本書は「センスの教科書」と称され、センスが生まれつきのものではなく、さまざまな分野の知識を蓄積することによって向上できることを説いています。顧客の好みが多様化する現代において、技術的スキルよりもセンスを磨くことで仕事を成功に導くノウハウを提供します。

この本は、消費者の好みが広がる今日、仕事で成功するためには、スキルだけでなく、センスを磨くことが重要であると主張しています。水野学は、くまモンのアートディレクションなどで知られる人物であり、その豊富な経験から得た知見を本書を通じて共有しています。読者は、あらゆる分野での知識がセンスを形成し、それが最終的に仕事や日常生活での成功につながることを学びます。

ChatGPT

うん、良くまとまっている。AIの精度も日々上がっているのを感じられる。これはうかうかしてられない!
日々学ぶことでセンスを身につけよう。

感想

情報革命によって技術がピークを迎えたあとのこれからの時代はセンスの時代

本書

もちろん生成AIの進化を始めとして日々技術は進化しているが、スマートフォンやパソコンなどを例に取ってみても毎年新しいモデルが出てもそれほどワクワクしなくなったのではないか?

どちらかというとスペックや機能よりも使うシーンや使い方に重きが置かれるようになったと感じる。これに対してどのように訴えかけることができるかセンスの問われるとことであると感じた。

センスを磨くには、あらゆることに気がつく几帳面さ、人が見ていないところに気がつける観察力が必要です。よいセンスを身につけることも、維持することも、向上することも、研鑽が必要
本当に簡単なことを、「これが重要だ」と認識し、日々実践していくこと。その繰り返しを続けることが難しい

本書

センスは知識なのだから研鑽が必要なのは理解。センスが良い人が決して才能だけに頼って何もしていないわけではない。それこそ凡人を遥かに凌駕する量の学びをしているはず。
継続して学ぶことは自分がやってみてとても難しいと感じている。やめないけどね。

「センスがよくなりたいのなら、普通を知るほうがいい」
普通を知る唯一の方法は、知識を得ること

本書

センス良いとは普通よりも優れていることだよね、であればまずは普通というのを理解できていなければ比較のしようがない。普通は普通。
知っているか知らないか、、、なんでこんな当たり前のことに気が付かなかったのか😓

過去に存在していたあらゆるものを知識として蓄えておくことが、新たに売れるものを生み出すには必要不可欠
まずは知識をつけましょう。過去の蓄積、すなわち「あっと驚かないもの」を知っていればいるほど、クリエイティブの土壌は広がり

本書

クリエイティブの土壌がないのはデザイナーではないからではなく、知識がないだけ!つまり学びをしていない証拠ということ。ダセぇ、、、
とても恥ずかしいなと今更ながらに思う。💦

イノベーションは、ゼロベースで何かをつくることではありません。
「思いがけないこの二つを掛け合わせたらどうなるだろう」という発想
「あっと驚かないけれど、新しいもの」

本書

人は想像できないものを良いとは思わないというのはわかる。既存のものの掛け合わせで人々に支持される。つまりありそうでなかったものよね。
ということは既存のものを知っているという知識がなければ発想も浮かばないだろう。イノベーションでも知識!!

センスに自信がない人は、自分が、実はいかに情報を集めていないか、自分が持っている客観情報がいかに少ないかを、まず自覚しましょう。

本書

はい、学んで知識の蓄積がないことを自覚してまずは学ぶ姿勢と土台を作るところから必要だなと。

”センスがいい”と呼ばれる人」とは、知識が豊富な人であり、知識が豊富な人とは仕事ができる人
「知ろうという姿勢」が習慣としてあるので、ますます知識が増えて

本書

「センスがいい=知識が豊富=仕事ができる」
これは思い返してみると仕事ができる人は皆さん教養がある。その教養は知識の積み重ねである。

やはり学ぶことはとても大切。斜に構えて学ばないようでは知識も身につかないし、仕事もできない、センス良くならない。つまりダサいってこと。
学びは本当に続けよう。若さはなくてもセンスは身につけたいぞ!

コミュニケーションにおいて話すことと同様に、もしくはそれ以上に大切なことは、「聞くこと」
相手の専門性に合わせて自分をチューニングし、話を深く聞き取りましょう。このような専門性はすべて、キャリアアップにつながっていく

本書

知識を蓄えてセンスを磨くことはもちろんのこと、仕事において相手の話をしっかり聞くことは円滑に進めるためにも間違った方向に進まないためにもとても重要。これができる人はそれはもう仕事できる人よね。

「誰が、どんなときに、どんな場所で使うのか」、対象物を具体的に思い浮かべることは、センスを最適化するためにもっとも必要な三原則

本書

自分の仕事の仕方を振り返ってみてもこれを実行していたかは怪しい。💦
具体的にイメージすること、システムでも利用者がどのような使い方をするのかを思い浮かべなければとても使いづらいシステムが出来上がってしまう。それではいけない。

不勉強と思い込みはセンスアップの敵
そんな思い込みを外す方法とは、いつもと違うことをしてみること

本書

不勉強については勉強するという意識をいかに持つか(これも難しいとは思うが)だが、思い込みは無意識だからそもそもコントロールできなさそう。
いつもと違うことをしてみることでそれが解消できる。なるほど?🤔

行ったことのない場所に行くこと、自分と違う職業の人と話すこと、

本書

これは昨年からできるようになってきたな。それとともに学びも少しではあるが続けられている。この部分は自身の体験として感じている箇所なので共感を覚える。
やっぱりダイブ重要じゃん!!😆

センスを磨くには知識が必要ですが、知識を吸収し自分のものとしていくには、感受性と好奇心が必要
「感受性+知識=知的好奇心」

本書

一生懸命インプットすることは大切ではあるものの、苦行になってしまう危険もある。それを回避するには感受性を高めて好奇心を持つこと。
何事にも素直に接し、かつ新しいものに臆せず向かっていく。
どんどん新しいこともやっていこう!

なんだか読んでいてとても元気になる本でした。
お読みいただきありがとうございました!



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