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Eboshi Fishプロジェクト

2021年7月22日(木祝)の配信でお話したEboshi Fishプロジェクトについて、
文章にしたので、ぜひ多くの方に知っていただければ嬉しいです。僕自身の今後の生き方、そしてみんなと作る新しい世界のお話です。

Eboshi Fishプロジェクトとは?

毎日音声で配信している『胸熱トーク』の中で数か月前に桑田佳祐さんが高校生の時に書いた詩「魚」について触れることがあり、その言葉に深い感銘を覚えました。
桑田少年が魚釣りに海へ出かけ釣った魚の悲しみを感じて海へ逃がす、というストーリーなのですが、もしその魚が今も茅ヶ崎の海で生きていたら、、、という空想の世界が、突然僕の中で広がっていきました。

この「Eboshi Fish」はその魚の物語でもあり、僕の中で広がったイマジネーションの世界を形にしていくのが『Eboshi Fishプロジェクト』です。

敬愛する桑田佳祐さんから受けたインスピレーション、そして、サザンオールスターズの音楽を浴びて生きてきた僕が新たにオリジナルの詞と曲を書いて楽曲の制作を始めました。

茅ヶ崎の海に暮らすというEboshi Fish

この僕の空想の中に生まれたEboshi Fishの物語を綴ったオリジナル楽曲をこれまで3曲、発表してきました。

▶夢見るEboshi Fish
https://www.youtube.com/watch?v=jcwtVYcKcsc

▶Eboshi Fish Blues
https://www.youtube.com/watch?v=q_qpkHM9xK0

▶ジェーンとEboshi Fish
https://www.youtube.com/watch?v=T3mxZx-51nE

この3曲はEboshi Fishを主人公に茅ヶ崎の海での出逢いや夢、慕情や挫折、困難に立ち向かう姿を描いてきました。
楽曲の発表ごとに配信の中で、その詞に込められた物語をお伝えしてきました。その言葉もできれば今後文章にして短い小説というかショートストーリーとして発表できたらと思います。

そして、現在取り組んでいる4作目(王の晩餐~The Last Dish~)以降でEboshi Fishの物語の謎が解き明かされていきます。さらにファンタジックに展開していきたいと思っています。

▶王の晩餐~The Last Dish~
https://youtu.be/R6Ygfi6-zGQ

僕はいつも曲作りのはじめにコンセプトとしてその楽曲の物語を構想します。自分でもストーリーを考えているとき、とてもワクワクして歌詞に落とし込むまでの作業も楽しんでいます。
その歌詞のバックグラウンドにある物語や思いを曲にするだけでなく、裏テーマ的なストーリーとして文章にしてみたいと考えるようになりました。今まで言葉でしゃべって配信でお伝えしてきたことを作品として形にしたいという気持ちが芽生えたのでnoteなどで記録して発表できたらと考えました。(新曲発表の時に配信で語っている言葉もYouTubeなどで聴けるようにしたいなぁと思います)

音楽と、そのバックグラウンドの物語。
両面から楽しんでもらえる形で残したい。

自分がテキストを書くことは視覚障がいがありハードルがあるので言葉にしたものを書き起こししてもらったりするのもお手伝いしてくださる方がいたらぜひ募集したいなと思います。

“Eboshi Fish”をひとつのブランドにしたい

以前から、ご縁のあるクリエイターの皆さんと何か一緒に作っていきたいというビジョンはあったのですが、ずっと軸になるものが見つかっていませんでした。今回「Eboshi Fish」という物語が生まれて、初めてそういったイメージが広がってきました。

Eboshi Fishの物語から生まれる商品があったら・・・

たとえば、ロゴを作ったりそのロゴ入りグッズをオンラインで販売する。クリエイターさんとコラボした作品もみんなが購入できるようにしたい。プロやアマチュアを問わずコラボしてくださるクリエイターの方にも還元できる形でブランドを盛り上げられたら!
グッズや作品に関してはECサイトで購入できれば、自分自身の収益にもクリエイターさんにも還元もできるようにして、プロジェクトに関わる方が少しでもハッピーになれるようにしたい。

ぜひ、収益の一部を寄付できる仕組みとかも作っていきたいです。

Eboshi Fishの物語が絵本などの二次的な創作物になるのも世界が広がりますね。その世界観を作品にしてくださるクリエイターさんと化学反応が起きて、僕の部屋から物語が広がると思うと嬉しいです。

Eboshi Fishは魚の物語でもあるけど、僕を映し出している鏡でもあるし
みなさんにとっても分身のようにEboshi Fishに思い入れができるような存在になったら嬉しいです。
個人的ストーリーはもちろんのこと、社会的思想だったり、宗教観であったり、哲学であったり、ということを映し出す象徴としてのEboshi Fishなのかな、と思います。

【Eboshi Fishプロジェクトの展開】
・楽曲の制作
・物語的な読み物
・YouTube、note、ECサイトなどの連動
・絵本などの二次創作
・キャラクターグッズ
・クリエイターさんとコラボ
・物語の舞台である茅ヶ崎に恩返しできる企画やアクション

音楽を作って販売する形が変わった現代、今のミュージシャンの生き方とか可能性を広げるようなことを探れるんじゃないかと思います。
noteなどの投げ銭での支援や、お店などとコラボして曲やグッズを作ったり、誰かのために特別に曲を書き下ろす権利を購入してもらうようなこととか、このプロジェクトを通じて、こんな僕の状況でもこれだけのことができるという可能性を示したいです。

人生が変わってもあきらめない

自分自身が難病と障がいで働けなくなり、真っ暗な部屋でこれから今の自分に何ができるだろうと3年間くらいずっと考えてきて、僕は視覚を使えない状態なので物語を考えたり曲を作ったり、ということに行き着きました。

病気になるまではずっとエンターテインメントの世界にいて、音楽やお笑いやショーを作り、みんなが楽しんでくれる場で生きてきました。病気になってその人生をあきらめるのか、、、あきらめないで今できる最大限のことをして、少しでもみんなに喜んでもらって収益を作りたい。働くことや社会の一部であり続けることをあきらめたくない。
少しでも妻にも貢献したい、という気持ちもあります。

以前はクリエイターやアーティスト自身がビジネスのことまで考えるのはあまり美徳じゃなかったかもしれないけど、今は時代が変わりました。
自分の作品やクリエイトしたものをどうやってたくさんの人に届けて喜んでもらって、収益も出せるかを自分たちで考える時代になりました。

僕にもまだできることがあるというのを形にしていきたいし、このプロジェクトをきっかけにいろんな人と何かを一緒に作れたら夢があるし、純粋に楽しみだと感じています。
僕の夢でもあるし、それがみんなの夢になったら嬉しいし、一緒に叶えていきたいです。

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