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野点珈琲の話2

 私の場合、コーヒーは基本的に外で飲む物です。仕事で外回りの休憩にコンビニコーヒー利用したのが始まりだし、ドリップを始めた切っ掛けもアウトドアで美味しいコーヒーを飲みたかったから。コーヒーショップやコンビニのコーヒーに馴れてしまうと、缶コーヒーでは薄すぎて物足りませんが、山の中にはコンビニがありません。

 そんな訳で、自宅でコーヒーを飲む時もアウトドア用の道具を使っています。いつでも何処でも同じ味でコーヒーを飲むための練習を兼ねています。

 アウトドア用なので、ミルは携帯用の小さい物で、挽きは中挽き、焙煎は基本シティロースト(中深煎り)、フィルターはペーパー不要のステンメッシュのものです。お湯は沸騰させたものをケトルに移して粗熱を取っただけのもの。スケールはありませんので豆の量や湯量はスプーンやカップを使い体積で量ります。時間はスマホアプリで計測。

 美味しいコーヒーを飲むにはかなり厳しい条件ですが、この環境で最善を尽くしたいと色々試しています。

 豆は気が向いた物を都度試しています。今飲んでいるキリマンジャロも結構気に入っていますが、無くなったら他の物を試してみるつもりです。

 当面の課題はケトルとドリッパーで、収納を考えて小さく重ねられる物を使っていますが、点滴ドリップとかは出来ないので、その分、風味に影響している気がします。ここはもう少し気を遣ったほうが良いかも知れません。ステンメッシュのフィルターは、アウトドアでゴミが出ないから良いかと思ったけど、結局コーヒーの出涸らしを処分しないといけないので、あまりメリットはありませんでした。アウトドアでは洗うのも意外と面倒くさいです。

結局最後には円錐ドリッパーと紙フィルターに行き着く気がしなくもありません。当面はどうやって小さく収納するかを考える日々になりそうです。 

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