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英語はどこまで学習すれば少しは使えるようになるのか


 私が管理しているブログをはじめたのは約3年前です。きっかけは、これまでやれていないことや新しいことをやるにあたって、それらの経験を記事にすることによって周りと得られた知識を共有したかったからです。
私が思うことは、だいたい多くの人の思うこととでもありますので、少しは役にたつかもなんて思ってました。

 結果がはっきりしているものでは、まあそこそこ達成できたかなというものもありますが、大半は継続中です。
そんなやりたい、やらなければというものの中で最大かつ長期にわたってやり続けてモノにならなかったのは英語です。その英語のやりなおしの3年間でわかったことをまとめます。

英語をやらないといけないと思う私の背景

 私自身なぜ英語にこだわるのかという話をすれば、エンジニアですので、これまで海外出張も結構させてもらいました。
海外出張するたびに海外エンジニアとのコミュニケーションでは相手の話すことはある程度理解しても、こちらからうまく表現できないというもどかしさを感じていました。
英文の仕様書などは普通に読めますが、だからって英会話が出来るという話にはなりません。
なんとかしたいとずっと思ってきたわけです。

 いまどき海外出張もありませんので、英会話をどうしてもマスターする理由はなくなったわけですけど、やはりくやしさが残ります。
そこで、よしまたやり直すぞとブログ開設のタイミングではじめました。

英語学習の目標をまずどこにおくか

 今回失敗したら英語はあきらめた。一生英語は勉強しないと自分に言い聞かせてスタートをかけたわけですが、目標設定を今回はしました。
目標もなしに英語やってたのと言われたらそのとおりです。
漠然と出来たらいいというだけです。
日本人は目標値が好きという話を聞いたことがありますけど、私もそれにならって今回はTOEIC800点にしました。

 実はあとでわかりますが、この目標設定はモチベーションを下げないと言う意味では立派な目標になりますけど、TOEICで高得点をとっても英会話が出来るようにならないという私もそのパターンにはまりました。

つまりあとで目標設定を変更しなくてはなくなります。

目標達成のために英語教室にも行くぞ

 独力で英語を身に着けることが出来るほど語学才能があるわけではないため、次は英語教室に通うことにします。
過去にも行ったことがあるので、行っただけではダメというのはわかっていますが、今度は止めないという気持ちで通います。

 教室に通うと、いきなりネィティブから英語で話しかけられるわけですけど、相変わらずしどろもどろになります。
しかし、私以外の人はどうして、そんなに理解出来るんだと思ったところなんと、かなりどころか私以外は留学、または海外在住経験があり、教室は英語を忘れないためだけにきているとのこと。
私の学習ルールからするとそれって反則じゃない?です。

こういう教室に入ると、自分のふがいなさが露呈するだけで、行く気無くなりますけど、ここでやめるとまた過去の挫折と同じになるため続けました。

どれぐらい勉強すればいいのかを調べたり聞いたりしてみた

そうやって1年すぎますとTOEICの点数は上がってきたものの、英会話は上達した感じはまったくありません。
これでは終わらない。先が見えない。
これはそもそもの目標がよくないとだんだん気が付いてくるわけですけど、逆にではどれぐらい勉強するものなのかわからなくなります。

そこで、実際に英語を常時つかっている友達に聞いたり、ネットの記事でこの話は信用できそうだというのを選んで読んでみたりした結果恐ろしい事実がわかってきます。

やはり英語圏での在住経験のある人は、そこでマスターしており、国内だけで英語をものにしている人は毎日2時間を3年ぐらい続けてようやくという感じです。

つまり、これまで少し勉強をしては挫折してきたのは当然で、勉強量がまったく不足していたという事実に気が付かされます。
ちょっと半年やったぐらいで英語が出来るわけないんです。

そこで私は目標を変更しました。英語が出来ることを目標とするのはやめて
1日2時間ぐらい英語学習をやることを目標としました。

英語教室をもっと行くとか、参考書をまた買うといったこと自体は、英語力の低いひとにとっては英語力向上にほとんど寄与しません。それよりも絶対勉強量を確保することが英語が出来ない人にとって一番大切なことです。

3年でできるようになった私のレベル

 毎日2時間勉強するなんて、そんなのまったく無理ですけど、出来る限り近づけるようにしたつもりです。もっとも机に向かってではありません、隙間時間を積み重ねてということです。一番時間を稼ぎやすいのはやはり通勤です。通勤で音楽なんて聞いている場合ではありません。ゲームなんてしている場合ではありません。ひたすら英語を聞きます。

さてそんな私は3年でどうなったかです。
これは私の話ですが、何度も挫折してきた過去を考えると標準的な例と考えてよさそうです。

1.外国人から話しかけられても冷静に会話ができる。
2.バーなどで外国人が近くにいると英語で会話して騒げる
3.お題を出されたら英語で3分間スピーチが出来る

この程度ですけど、それでも3年かかりました。

大きな立派な目標をたてるのではなくて、時間を確保することを第一の目標にしているとそれなりに英語力がついてきます。

1mm進んだことを喜べばいいんです。そして努力をやめた瞬間にすべてはリセットされることは、英語については特に言えることなのでそこだけは気を付けておく必要があります。

3年しかやっていないので偉そうな口をきける立場にはありませんが、これまでの人生にて挫折してはそこで止めてしまったことが一番もったいなかったかもしれません。
目標に挫折しても努力を続けていれば、今頃やり直しなどしなくて済んだかもしれません。

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