2024/6/24 岸田首相 “政権運営に意欲” 菅義偉元首相 “新リーダー必要”
2024/6/24 夜のニュース比較
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自民党総裁選挙めぐり発言相次ぐ
広内アナ「総裁選挙をめぐる発言、国会が終わり、早くも相次いでいます。今回の総裁選挙は、言わば、派閥なき総裁選で、これまで以上に読みづらい展開になることが予想されます。派閥の解消を訴えてきた菅前総理は政治資金問題を受けて解散を決めた安倍派や二階派の議員などと今月会合を持ちました。また、派閥を存続させている麻生副総裁も茂木幹事長や岸田総理と相次いで会っていて、菅氏と麻生氏、2人の実力者が誰を推すのか？注目を集めているんです。一方、先週話を聞いた立憲民主党の安住国会対策委員長は「顔をかえれば国民が支持してくれるかと言えば、そうではない」と話していました。ただ、野党を取材すると、新たな自民党総裁の下で衆議院が解散されることを警戒する声もあります。まずは、岸田総理が、どう動くのか？そして、対立候補は名乗りを上げるのか？こちらも熱い季節を迎えそうです。」
菅義偉前首相 岸田首相に交代示唆 「総裁選で刷新感を」
大越アナ「通常国会が閉会をして、案の定と言うんでしょうかね、自民党の中がざわつき始めました。ただ、昔の、かつての剥き出しの権力闘争を取材した経験からすると、随分おとなしめだなという感じも実際はするんですよね。静かだなあと。と言うのも、自民党全体に対する支持率がグッと減ってますので、ですからコップの中の嵐やってる場合？という風に批判されるのが怖い。そういう議員心理って、当然働いてるんじゃないかなと思うんですね。どっちにしても9月には総裁選がやって来る。その総裁選、誰を選び出すのか？総裁続投なのか？新しい総裁なのか？いずれにしても、国民の厳しい視線を意識しながらの神経質な駆け引きが展開されそうです。」
岸田首相 “政権運営に意欲” 菅義偉元首相 “新リーダー必要”
藤森アナ「秋の自民党総裁戦に向けて、ポスト岸田を巡る争い。どうも総理大臣経験者の麻生さんと菅さんがリーダー候補への影響力を発揮し合う戦いになりそうだと。」
星浩氏「そうですね。麻生さんも菅さんもキングメーカーを争ってるということで、まあ言ってみると、ちょっと古色蒼然と言うかね、旧態然と言うところだと思います。」
藤森アナ「よく見る顔ぶれになってますね。」
星氏「麻生さんの方には茂木さんがいるんですけども、茂木さんは人気がイマイチということで伸び悩んでますし、河野さんは麻生さんの派閥なんですけど、やや政策がブレまして、一つ評判が良くないということでして、今後の総裁選挙はフルスペックという、全党員100万人の党員が参加しますので、党員に人気がある石破さんが注目されるんですが、石破さんは菅さんの支援を期待してるということですし、菅さんは菅政権の時の官房長官だった加藤さんとか、人気者の小泉さんなどをカードとして持ってますので、菅さんが攻勢を強めてきたという構図ですね。」
藤森アナ「そして、再選を目指している岸田総理、まだ道半ばという発言もありましたが。」
星氏「今回の菅さんの発言は明らかに岸田さんに対してはNOを突きつけたということだと思いますね。岸田さんは麻生さんの支援を期待して、再選に道筋をつけたいということなんですけど、最近の支持率も2割そこそこですので。」
藤森アナ「ちょっと今、溝も生まれちゃってますよね。」
星氏「非常に厳しい状況ですね。このまま支持率も上がらないで、支援も広がらないとなると、岸田さんは再戦を目指していくものの、9月の総裁選の前、8月の下旬くらいにかけて出馬断念と。場合によっては、退陣という可能性も見えてきますね。」
藤森アナ「今、映像でもご覧頂きました、若手から公然と批判の声が上がっていますね。」
星氏「不満はみんな漏らすんですけれど、誰か若手を担いで戦うという構図が見えないのは、なかなか情けない限りですね。いつも何か、どっかで見た顔ばっかり出てるということではね。」
藤森アナ「政治とカネの問題ありますが、課題が先送り先送りになる中で、この中から本当に新しいリーダーが生まれてくるのかなあ？というところですね。」
小川アナ「そうですね。いつもと同じような顔ぶれではありますけれども、いつになく引いた目で見てしまうのは、政治資金規正法の議論の時に、なぜじゃあもっと踏み込んで声を上げなかったんだろう？みなさん、静かにしていらっしゃいましたよねっていう風に思ってしまうんですよね。もっと国民の怒りだったり、疑問に沿った踏み込み方を、なぜこの方々がなさらなかったんだろう？という風に思うんですけど、ポスト岸田を巡る動き、どう映ってますか？」
マライ・メントライン氏「例えば、G7で見た場合は、アメリカ、2つの大きな政党が台頭していますよね。フランスやイギリスも似たような構造にはなってるんですけど、ドイツの場合は少し政党ももうちょっとあって、それが問題になることもあるんですけど、選択肢はとにかくあるんですよね。あるいは、多いという言い方できるんですけど、日本を見てみた場合は、何か同じ政党の中で、グルグル政党が回っているような印象を受けてしまうんですね。それも、もちろん大事な話ではあるんですけれども、もっと何か競争、健康的な競争が外からもあった方がいいんじゃないかなという印象を受けてますね。」
小川アナ「来たる選挙の時に、どうなるか？というところもありますけど。」
国際
その他
日銀 金融政策決定会合 追加利上げめぐり議論
崔真淑氏(エコノミスト)
・追い打ちをかける「家計の円売り」の加速
・新NISA利用で増える個人の海外投資
・国内に投資マネーめぐる仕組みづくりを
堤アナ「私たちの暮らしに直結するものですから、円安の加速、更には金融政策の行方を引き続き注視していきたいと思います。」
パナソニックコネクト 一部新卒社員の初任給アップへ
石倉秀明氏(オルタナティブワークラボ所長)
・ポイントはどこを基準に給与設定するか
・成果主義への移行で注目されるジョブ型
・“不利になる”管理職が導入を断行するか
堤アナ「賃金は人に対してではなく、仕事への対価です。即戦力となりうる人材の確保は大切なことですが、給与に関しては多角的な見方で評価を決めていく必要もあるように思います。」
各局別
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テレビ東京：WBS
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TBS：news23
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