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石見二宮・オオクニヌシ息子コトシロヌシ「多鳩神社」八咫烏を招く?鴨氏・賀茂氏カモ?

861年に創建された古社。祭神は「積羽八重事代主命(ツミハヤエコトシロヌシ)」で、古くより海神「えびすさん」としても知られている。社伝によれば、この多鳩神社が積羽八重事代主命の終焉の地ということです。

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変更履歴
2022/02/25 初版

▼HP

▼アクセス

島根県江津市二宮町神主イ307

▼祭神

積羽八重事代主命

由緒(公式HP)
 石見の國二之宮である本神社の創祀について口碑は次のように伝えています。
 「御祭神、積羽八重事代主命が父神の大國主命から石見國の開拓を命じられ、多鳩山、現在の天狗山古瀬谷に鎮座されたのが始まりで、積羽八重事代主命は北西の日本海を眼下に見渡してご守護なされ、ご威光に叛く船はしばしば停止なされたといいます。
 次は天武天皇御代(六七三~六八六)に大和國高市(たけち)郡の高市社から田中臣が、ご分幣を拝受してこの里に持ち帰って祀ったのが始まりだといわれています。
 いづれにしても創祀は定かでなく、二宮村史は「随分古くからタマトの神(海神)の存します神域として崇拝されてきた」と述べています。
 仁明天皇承和二年辰(八三五)石見國二宮明神号を勅許され、寛平三年三月(八九一)正一位を賜られ、延喜の制で小社に列せられました。

▼見どころ

参道の苔具合がよい!

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社殿が見える。左手には「タマトの瀧」がある。

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肝心の社殿の写真がないです。。( TДT)ゴメンヨー

 日本サッカー協会のシンボルマークである三本足のカラス「八咫烏」の伝説が残っているといわれ、本殿の軒下には他の神社には見られない「八咫烏」を招くためといわれる「神饌代」がある。

 ただ、神社名は烏ではなく鳩・・!?これは、多鳩山の上にあったからだろう。

 出雲大社の祭神・オオクニヌシの長男・コトシロヌシだが、由緒では美保神社のコトシロヌシとは別らしい・・。祭神は八咫烏(賀茂建角身命とその妻伊可古夜日女(イカコヤヒメ))と仲間の神様とされる。
 私見だが、これは奈良葛城にある鴨氏とつながりを感じるのだが、「天高市神社」から勧請されたようで、時代とともに合祀した歴史があり、その都合で良くわからなくなった気がする。

境内摂社・末社は次の通り。
○大元神社:國常立命
○地主の社:惠良地主の神
○高神神社:賀茂健角身命(八咫烏)・伊可古夜日女
 たぶん「八咫烏」の伝説が残っているというのはこの社が関係している。下鴨神社・上賀茂神社というよりも奈良・葛城の高鴨神社ないかと思う。もっというと、この地から奈良葛城なのかもしれない。
○住吉神社:表筒男命・中筒男命・底筒男命
○八幡神社:仲哀天皇・応神天皇・神功皇后
○日月星辰神社:日月星辰の神
○若宮神社:神主首
○稲荷神社:稲倉魂神


▼旅行記

▼セットで行くところ

↓NOTE版はこってり。↓じゃらん版はあっさり。



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