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舎人親王の勅願寺「東明寺」平安時代の重文:薬師如来&地蔵菩薩&毘沙門天&吉祥天

693年、日本書紀の編纂に携わった「舎人親王」の開基。持統天皇が眼病に苦しんでいたおり、白鬚明神からのお告げがあり、霊山に登って与えられた金鍋で霊泉をすくって眼を洗わせたところ、眼病が平癒したそうな。薬師如来に毘沙門天&吉祥天女立像夫婦が脇侍の三尊形式。
 矢田寺から1キロの矢田丘陵山麓にあり、ハイキングで「子供の森」へ抜ける道、暗峠へ至る街道筋にあるので歩く人もいるようだが。。

変更履歴
2023/01/15 初版

▼HP

▼アクセス

奈良県大和郡山市矢田町2230

▼祭神・本尊と脇時
※後述「▼見どころ」参照

▼見どころ

 対向車来るなと思いながら車一台分しか通れない山道を爆走。整備されていないちょっとした空き地に車を置き、後は歩きで山登り。

 いずれ、山門と本堂が見えてきます。

 693年、日本書紀の編纂に携わった「舎人親王」の開基と伝わる寺。持統天皇が眼病に苦しんでいたとき、白鬚明神からのお告げで、霊泉をすくって眼を洗わせたところ眼病が平癒したことから、精舎を建てたのがはじまり。
 白鬚明神といえば、滋賀・白鬚神社の認識だが、このころには鎮座し、奈良まで名が通っていたとなる。

 平安時代の作と伝わる本尊「薬師如来坐像@重文」が安置され、周りは十二神将がお守りしている。また、本尊のほかに同じく平安時代作の「毘沙門天立像@重文「と「吉祥天女立像@重文」の夫婦が安置されている。この薬師如来はどこかの寺と似ているんですよね。京都木津川の浄瑠璃寺か、南明寺だったか。。最後に、本尊の厨子は徳川綱吉の母・桂昌院が寄進したもの。

 ああああああああああああ~深沙大将!!しかも秋篠寺と似ている。。。秋篠寺の深沙大将のミニチュア版に見える。秋篠寺は6月6日のみの秘仏なので、ここに来れば見られるのかな・・。横には役行者がおり、修験道だったことを物語っている。帰り際、寺の人より「お帰りお気をつけて!!」と言われ、対向車が来たら一巻の終わりの山道を下るのかと現実に引き戻される・・・。


 自然豊かだが、維持は大変のようですね。


→綱掛け祭

集落を災いから防ぐ結界。

→紅葉


▼旅行記

▼セットで行くところ


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