【大三島新店舗開業日記❸】店作り、DIYか業者依頼か
結論 業者さんに任せた方が『安上がり』
_店舗作り。
DIYか専門業者に任せるべきかという命題。
『業者さんに任せた方がいい』
というのが私の回答。
私、今回も完全DIYで店作りをやってる途中ではございますけどね。
人様にはDIY施工は勧めません。
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『DIYでコスト削減』は幻想に終わる
業者さんに任せた方が『安く上がる』と思います。
_安くには数字の話だけでなく、心安らかという意味もある。
大工仕事や塗装、設備工事スキルの素地がある程度ないと
_DIYでコスト削減!
は幻想に終わります。
現場での実作業での労苦、
仕上がりの差異、
作業時間の長短のほかにも
勘案されるべき雑多すぎるコストがある。
材料の選定、調達。
廃材の処分ルート。
現場での怪我、体調不良。
無給でもモチベーションをキープし続けること。
これらの時間的、身体的、精神的コストを計上したらどうですかね?
なかなか安らかならずですよ。
DIYでコスト削減!
とはいかないかと思います。
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ふりかかる障害が読めない
私は今回の工事期間中、
熱中症でダウン、
空き家の廃材の粉塵(高年式で毒素強め)で喉を痛めました。
施工初期には様々な虫たちの即身仏との出会いにもご縁が厚かった。
アブ、蜂、ツバメ、蜘蛛、ムカデ、蝙蝠、カニ、野犬、、、
その他にも名もなき生物達の突然の来店対応にオオワラワ。
自分で店舗作りをやってみたいという気持ちはすごいわかります。
専門家に設計、施工してもらい
その土台の上で自分で「後から」手を加える、
専門家から指南を頂戴したのちに。
このやり方がよろしいかと思われます。
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ナゼDIY施工しているか?
私はDIYで店舗作りをすることに迷いはなかったんです。
というのも
開業する店舗の方向性が迷走してたから、笑
専門家にもぼんやりとした発注しか出せなかったと思うんですよね、笑
現場のノリと閃きに付き合ってくれる奇特な業者さんなどいませんよね。
「とにかく店を興す。あとはナリユキで業態を定めていこう」
と思っていた。
合理性ばかりじゃない、失敗もまた媚薬
大三島という立地でのニーズ、
人付き合いの中で店舗の核心が固まってくるだろうと思っている。
そこを確信する前に
オーバースペックのお店を一方通行で提示するよりも、
可塑性のハコを作る。っていうね。
店舗という無機的ハコを
プロダクトアウトよりマーケットインの考えを下敷きにして
有機的に双方向で育てていく、ということ。
なんて書くとデキるヤツっぽいけど
『私はあの島、あの場所で暮らしたい』
ってのを先行させている。
生き残れれば専攻はなんでもいいんだよ、笑
もうね、
強い意志があるんだか、ないんだか。
意識が高いんだか、低いんだか。
思慮深いんだか、浅薄なんだか。
DIY工事でのワクワク感が
コスパだのタイパだのといった合理性を超克してしまってるんです。
失敗もまた媚薬。
そもそも完成なんて求めていないし、笑。
_つづく
2024年7月18日 記す
大三島ひとりマルシェ
愛媛県今治市上浦町瀬戸瀬戸2442
2024年7月31日オープン
東京での事業日以外は毎日営業しております。
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