とりあえずのあらすじができた

小説の進捗。
ざっくりとしたあらすじが書けた。テーマに沿ったあらすじで、制作物のテーマもほぼ決定。
このままだとつまらない内容なので、根こそぎ設定を作り替えたり、抽象的なことを具象化したりする。暗喩や象徴表現をうまく使えればいいのだけれど、ダイレクトに説明してしまう癖があるからそれを克服するのも今回の目標。物語に奥行きや広がりを持たせ、設定を作ったらプロットに落とし込むつもり。そしてそのプロットもまたブラッシュアップ……いつまで続くのか。
長編小説目指してるとはいえ、今のままだと現代が舞台の人間ドラマなのに、登場人物が少なすぎて文章量が持たない。しかも読者に飽きさせてはいけないのだから……長編の難しさを感じている。

ところで、場合によってはビジュアルノベルにしてしまった方がいいのではないかとも思う。もともとビジュアルノベルを作りたかったのだし、文章が充実してれば90年代エロゲみたいなディテールの細かい作品が作れるのではないかと思うことも。それなら最悪、立ち絵だけで、スチルなしでもいけるかもしれない。
タイパ、コスパ、とか言われてる現代に需要があるかどうかはわからないけれど。
そもそもこの忙しい現代社会で何時間もするようなビジュアルノベルをプレイする人は減ってきているのではないかと思う。知り合いもノベルゲーは体力使うって言ってたし。
書きやすい一人称で書くつもりだから、ビジュアルノベルに転用できると思うし、最近の小説は主人公の体験を追体験する楽しみが求められてるらしいから、そういう意味でも一人称の方がいいんだろうな、と思う。

立ち絵はboothとかスキマとかで購入すれば表情差分付きでも手の届く範囲だけど、もっとも、フリーゲームになるだろうから、経費の回収は難しいと思う。

ブラッシュアップの過程で大きく舞台設定を変えるなら現代ファンタジーからSFかな、とは思ってるけど未定。
あと、物語のテーマが既存の哲学者とか小説家の「アイディア」を越えられていないのが気になる。十数年前くらいは、哲学貧困の時代とか言われてたから、そう大きな伸びしろがあるとは思えないけど、参考にしたアイディアを一歩でも先に進めたいと思う……。受け売りはしたくないけど……この考えは間違っているだろうか。

最低限、哲学談議にならないようにだけは頑張る。文学部の哲学科でもないから下手なこと言えない。

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