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シルバニアファミリー展!

シルバニアファミリーの思い出。

やんちゃっちゃんは、長い間、シルバニアファミリーは3年2組の真似っこだと思っていた。

なんせ初めて出会ったフロッキーの動物人形が3年2組なのだから、仕方ない。しばらくして、同じお店の別の場所でシルバニアファミリーを見つけ、「なんか真似したのが出てきた!」と思いながら、渋い存在感を放っていたタヌキ兄妹を買った。

現在のタヌミとトム。

しかし、タヌキ兄妹以外には手を出さなかった。やんちゃっちゃんは、シルバニアファミリーの茶色と灰色の大人びた雰囲気より、3年2組のなかまたちのポップでカラフルな世界観が好みだったのだ。

そのうちにシルバニアファミリーは当初の渋みがやわらぎ、何だかカラフルになってきて、カラフルな3年2組はいつの間にか売り場から消えていた。

「真似っこのくせに一人だけ生き残りやがって」と、シルバニアの可愛さは認めつつも、なんだか苦々しく思っていた。

実際には、シルバニアファミリーが誕生したのは1985年3月20日。3年2組のなかまたちがタカラの商談用カタログに登場するのは1986年。「新しいお友達」が増えるとの紹介により、カタログ登場以前に誕生していたと推察できるが、1985年のカタログには載っていない。

やんちゃっちゃんの収集能力に括目せよ!

やんちゃっちゃんは当時の現場を知らないし、門外漢なので、正確なところを知る由はないが、シルバニアファミリーの登場と人気がタカラに真似させたを刺激したのかもしれない。そういえば、バンダイの「メイプルタウン物語」なんてのもありましたな。
メイプルタウンについては、いろいろなネタ思い出があるので、また別の機会に。

2021年9月。友より、シルバニアファミリー展の知らせ有り。

笠間市在住の友人が、「笠間日動美術館」でシルバニアファミリー展が催される旨、知らせてくれた。

開催されてすぐの10月、とある雨の日。やんちゃっちゃん(と、ミーコ番長とムーン)は笠間へ向かった。車の運転は、やんちゃっちゃん夫。そのリュックには一眼レフカメラと「ショコラウサギのお姉さん」……最近、シルバニアファミリーの魅力にハマった夫である。40過ぎのオッサンをハマらせるとは、恐るべしシルバニアファミリー。

平日、しかも雨。なのに駐車場は次々と埋まっていく。恐るべし、シルバニアファミリー(大事なことなので二回以下略)。

様々なジオラマがあって写真撮れるよ♡と聞いてはいたが、一応受付で確認。写真撮影もブログ掲載もオーケーとのことでした。

とはいえ、こんな四コマをリツイートさせてしまって申し訳ございません!笠間日動美術館様!

3年2組も続いていれば。

プロフィールを拝見すると、Twitterに上がった写真はリツイートしてくれるそうだが、よもやこんな連作四コマがUPされるとは思わなかったのではなかろうか。
しかも、律義に全部リツイートしてくれて……。最初のリツイートから、他ののリツイートまで間があったのって、館内で「これ、ヤバくない?」的会議でもあったのだろうか、ドキドキ。
Twitterはこちらからどうぞ。

祝。

35周年の実力をしみじみ感じる展示の数々。

根がしっかりしているから、枝が伸び、葉が茂る。
やんちゃっちゃんは、ツッコミどころ満載、タカラの「え~い、やっちゃえ~‼」的いい加減なフレキシブルな企画が大好きなのだが、エポック社の企画力は凄いと思った。細かい計画を立てるのもコツコツ継続するのも苦手なやんちゃっちゃん、エポック社まじリスペクト。

細かい設計図。

忘れてはならない、別館の展示。

同じことを思っている人は多いはず。

過去商品がズラリと並ぶ展示室。あれもこれも今やプレ値懐かしい。
驚くような金額で取引されている過去商品が数多くあるシルバニアファミリーだが、最近、アヒルファミリーが復刻された。モグラファミリーもすでに復刻している。やんちゃっちゃんも買った。アンケートのおハガキも出した。
プレミア物だからではなく、お人形として欲しい人の手に入りやすくなったのは、とても良いことだと思う。
この調子で、次はフクロウファミリーを復刻してほしいなあ。怒りんぼう、泣き虫、おすましの三兄弟。是非是非。

フクロウファミリー、これです。よろしくお願いします。
まがいものを探せのコーナーbyムーン

シルバニアファミリーの底力や世界観に圧倒されたり、幼きやんちゃっちゃんの気持ちを思い出したり、新たなネタを発見したり、3年2組を思ったり、頭と心が大忙しでいっぱいになった一日でした。
夫は、ショコラウサギお姉さんをモデルに、写真を撮りまくってました。

期間中にまた来るかな?と思ったけど、明日(2021年12月19日)で最終日。頭の中でグルグルするのを落ち着かせて、これを書き上げるまでに要した日数(書くの自体は半日だけど)。うん、充分堪能したな!

前置きとなるシルバニアファミリー展についてやっと書けたので、次回からは、心置きなくシルバニアファミリーのネタが作れる。我ながら楽しみだ。

イヒヒヒヒ。





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