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灯火という曲

今夜、灯火という曲を江戸川企画の手によって豊かになった形で、youtubeに公開しました。

この曲を書いたのは、いつだろう。
もう覚えてないんですけど5年以上前です。
HPのセルフライナーノーツと少し内容は重複するんですが、

この歌は命を炎に例えて表現した歌です。
命の重さって皆さん、どう感じますか?
家で飼っている金魚やハムスター、小鳥や爬虫類、犬や猫、サバンナのライオンや動物園のパンダ、白人、黒人、黄色人種、老若男女、LGBTQ etc...

この世に生きとし生けるものの命の価値は、どう思いますか。
命の灯火にも長い短いがあります。病気や事故。他殺や自殺...

各々にとって、意味のある生だと、いつか来る終わりの時に思えたらそれはきっと価値の決められないとても豊かなものじゃないかなと思います。

そして、その命の灯火が消えた時
すべては平等に帰すると私は思います。

私が初めて人の死を間近で見たのは母でした。
17歳の春目前。亡くなった母は人形のようでした。
そして、高熱で焼かれ、出てきた姿は
悲しみや虚しさを超え、呆気なさでした。
人はこんなふうに、簡単に居なくなってしまう。そして生涯を終えてしまう。
残された人の心の中にそれぞれ少なからず影響はあれど、その人のすべては眼前にある骨のみ。

ただ、消える火があれば
灯る炎があります。
母が亡くなった病院には、もちろん産婦人科もあります。
ここでまた新たな炎が燃え、そして賢明に生きるのです。
その繰り返しが人生、命の旅だとしたら
私たちそれぞれが燃やす灯火は
いつかくる、その日まで
燃やし続けたい。私はそう強く思い
音にしました。

長年、温め続けた曲です。
ぜひ一度、聞いてください。

特設ページのリンク置いていきます!


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