あなたと踊るワルツ

みなさんは思い出ってどこまで覚えていますか?
私は結構覚えているほうで、遡れば歩行器に乗る自分がアンパンマンを見ている自分自身という記憶が最古です。

タイトルの「あなたと踊るワルツ」というのは、10年前に書いた曲のタイトル。
この頃の交際相手とうまくいっていなかった私は、曲に落とし込んでいたんです。
そんな10年前の恋人に遭遇したら、あなたはどうしますか?

10年経てば人間も変わります。もちろんお互いに。
その頃の感情にはもう戻れず、今この曲を弾いてみると
とっても暗くてドロドロしてて生臭くて。
ただ、そのまっすぐな想いとトゲはあの時、確かに私が持っていたものでした。

グラスのお酒はいつしか溢れ出で
貴方のことを想うと切なく
嫉妬やプライドが脳を占拠して
言葉すらまともに選別できない
きっと心は優しさを探して
寂しく嘆いているだけ
貴方の顔が見たくて
そっと笑いかけて
温もりを感じて
離れないで...

歌詞の一部です。
自分の依存性が強く出た歌詞だなあと思います。
今の自分では選ばない言葉がたくさんあって
当時の音源の自分の歌もとても未熟ですが
それでも、そんな一瞬を過ごした自分自身も
今の自分を構成しているので
愛してあげないといけませんね。

みなさんも、自分の恋の黒歴史
愛してあげましょうね。


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