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ヤツが来た。ボクシングの繋がり

本日山口県より同業者で、あるボクシングジムの会長が、甘いお土
産を片手に訪ねてきた。

2人分のカツカレーを出前館で頼み、私がカツカレーを一気に平ら
げた頂いたばかりの甘い物をむさぶると、彼は「プロジェクターで
映画が観たい」と言った。

私は先日からある仕事で、普段はあまりお目にかからぬ、目上で尊
敬する方々との打ち合わせや会談、相談が続き、昨日の日曜、緊張
と脳の使いすぎのピークに達した。

その結果、今日は珍しく起きたら昼だった。

仕事も楽しい物と重い物があるが、重い仕事が続き、本日も長時間
弁護士と重い打合わせをし、やれやれと気を抜いた時ヤツは来た。

カツカレーを平らげ冷蔵庫を勝手に開け、飲み物を飲み干したヤツ
は、プロジェクターで映画を早く観せろという。

しかし寝室に置いたプロジェクターを2人で見るには、問題が一つ
あった。

それはヤツと一つのベットに寝ないと見れない、という事である。

ヤツは厚かましくも私の隣に寝そべり、おまけに一つしかない枕を
「あー、コレは丁度イイ」と1人ごち、映画を見出した。

横に添い寝をする私は地獄だった。

濃厚で考えることの多すぎた1週間を終え、さあこういう形でこの
仕事の処理をしよう、と決めると副交感神経が優位になり、物凄い
睡魔に襲われた。

しかしベットの横にはヤツがいる。

しかも上記の私の状況を知らないので、無邪気に映画の話や、ジム
がいつ出来上がるのか、とか、忘年会はここのベランダでやろう、
と速射砲の様に話しかけてくる。

しかし山口県の遠いところから来てくれたヤツに、眠いとは言えず
返事をしていたら、いつのまにか失神していた。

もう窓の外も暗くなった頃「会長、帰りますね。ああ、そう言えば
イビキかいてましたよ」。

そう言い残し、ヤツはそそくさと帰っていった。

うーん、やはりボクシングの仲間はいい。
まさか気を使わないからとはいえ、眠るとは思わなかった。

明日は中国の深圳から、ボクシングで繋がった今では中国の会社経
営者になった後輩が来る。

一つの事を続けるという事は難しいけれど、幸せな事だと思う。

だから続けてきたボクシングで繋がる友達とは、トラブらない。

しかし。いや、まさか!

ヤツは・・・。

私がいびきをかいてる間、何もされなかっただろう事を祈り、今か
ら再度寝る(笑)。

皆様、おやすみなさい。

宇部ボクシングジムの上野会長。
遠いところありがとうございました(笑)。


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