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仕事の心得をつくったエピソード②|"痛いアタリマエ"に囚われた3年間。転職を決意したきっかけは"and思考"

こんにちは。株式会社ウィルゲートで広報×人事×マネージャーをしているやなぎです。
自己紹介を兼ねて、「仕事の心得」のきっかけになったエピソードについて綴っています。前回UPしたものはコチラ。

今回は、20代後半のときに抱いていた"痛いアタリマエ"から脱却できたエピソードをご紹介します。よろしければお付き合いください。

痛いアタリマエ①「仕事は夫(男性)が優先、妻(女性)が合わせるもの」

リーマンショック後に派遣法の改正が続き、人材業界全体が低迷した新卒3年目。奇跡も重なり、年間で数億円規模の案件を受注できリーダーに昇格できました。さらに、その年の年末に結婚。

「仕事もプライベートも充実♡」と思っていたのも束の間、夫が期間限定で宇都宮へ単身赴任することに。名古屋~宇都宮での遠距離結婚がスタートしました。そして、夫の単身赴任が終盤に差し掛かったころ東日本大震災が発生。その影響でプロジェクトの長期化が決定し、夫の東京転勤が確定しました。

「仕事は夫(男性)が優先、妻(女性)が合わせるもの」がアタリマエと思っていた当時、好調だった名古屋での仕事や人間関係を手放して夫についていきました。ただ自分で決断したはずなのに「なぜ女性が男性の都合に合わせないといけないのか?」心の中ではずっとモヤモヤを抱えていました。

痛いアタリマエ②「子供のためならキャリアは諦めるべき」

新しい環境で仕事にも徐々になれてきたころ、派遣・研修・採用アウトソーシング……など人事領域のサービスを幅広く扱ってあつかっていたこともあり「営業という第三者ではなく、もっと会社の中から"人事"をみてみたい」という想いを漠然と抱くようになりました。ただ妊娠を希望していた私は「子供を考えていたら転職は無理。せっかく長く働いたんだし、産休・育休とらなきゃ。転職してすぐに妊娠したら迷惑になる……」というアタリマエに囚われ"やってみたい"という気持ちに向き合わずにいました。

なにも動かずに過ごすこと約3年。モヤモヤした状態で30歳を迎えようとしたある日、思い切って人生の先輩へ心境を打ち明けてみたんです。

すると先輩から、
「キャリアと子供のどちらかを手に入れるために、どちらかを諦めるべきというのは思い込み。"and思考"で欲しいければ両方手に入れる方法を考えればいい」
とアドバイスをいただきました。

今までアタリマエに思っていた「キャリアと子供どちらかしか選べない」という"or思考"が、自分の可能性を狭めていることに気が付ついたんです。
このアドバイスをきっかけに転職を決意。大手人材系の営業から不動産×ITのベンチャー企業へ転職し、人事としてのキャリアをスタートすることができました。

「できるとしたら?」"and思考"の効果は無限大∞

現在は、一児の母として仕事と子育てに慌ただしい日々を過ごしています。でも時間に制限があるのにも関わらず、"and思考"を習慣にしているおかげで20代の時より"諦めること"が減った(なくなった……?)んですよね。気づくと"やってみたい"と思ったことを叶えていました。

◉ママになってから叶えたことリスト

・不動産×IT企業からWebマーケティングのウィルゲートへ転職
・人事に加えてマーケティング、広報にもチャレンジ
・ビジネススクールに計6か月間通学
・キャリアカウンセリングの副業にチャレンジ
・第2子の妊娠中にマネージャーに昇格
・家族でイタリア、イギリスへ1か月間のショートステイ
・年1回のヨーロッパへ家族旅行
・週3日のジム通ってダイエット成功
・2か月に1回の帰省して親孝行
などなど……

もちろん「無理でしょ、諦めなよう」と感じる場面もありました。ただその時「できるとしたら?」と自分に問いかけると、アイディアがうまれたり、時間の使い方を工夫できたり、協力者が現れたり……実現するためのヒントがたくさん出てくるんです。

これって私が特別なのではなく、自分への問いかけを変えただけ。誰でもできちゃうんですよね。もし当時の私のように、"痛いアタリマエ"にとらわれている方がいたら、ぜひ試してみてください。きっとあなたのモヤモヤが晴れるヒントになるとうれしいです。

ではまた。

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