分かった気になれる損保会計⑦(コンバインド・レシオ 後編)
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対象:損害保険会社の決算を、手軽に理解したい人
前回、コンバインド・レシオは本業のコア利益における費用の割合を示していることに触れました。
そして、損害保険会社のデータベースにはW/P(Written Premium)のデータが蓄積されています。しかし、W/Pは会計上の期間損益を無視している「生データ」であり、決算上の損益を考えるうえでは期間損益を加味したE/I(Earned - Inccured)に変換をする必要が