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メディア編集者の私が考える素敵なお店に出会う方法

ゲストハウスのオーナーとしてはお客さんから、メディアの編集者として取材先や読者から「お勧めのお店はありませんか?」と聞かれることが多々ありました。

「私にとっていいお店とは、どんなお店なのだろう?」

今回、今まで感覚的にやってきた「いい感じのお店の探し方」を言語化してみたので、参考になればどうぞ!

素敵なお店は物語が見えるお店。

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物語というと、歴史を重ねてきたお店というイメージがあります。しかし、新しいお店にも物語はあるんです。

空間というのは不思議なもので、店主のこだわりが滲み出てくるんです。古い洋館を改装した本屋、自分では思いつかない料理を手頃な価格で提供してくれる飲食店、世界の古道具を集めた雑貨店など。

こだわりを持った店主の経営するお店、そこには物語が生まれます。


お店の物語とは?

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例えば、飲食店。料理が美味しいというのは勿論ですが、それが直接お店を訪れるほどの優位性には繋がりません。

「美味しさ」の基準が高い現代で、「美味しさ」だけで他のお店と差別化するのは難しい。そこで大事なのがブランディングです。ブランディング とはお店のこだわりを消費者からの共感を得やすいような文脈に組み立て直すこと。

誰が経営しているのか、どんな理念を持っているのか、なぜそのデザインなのか、こだわりが人々の共感を生み、場所を訪れる理由になります。場所を訪れる感じる空気感みたいなものを言語化したものがコンセプトです。

お店の調べ方

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良いお店って、きっと人によって定義が様々です。ご飯が美味しい、内装デザインがかっこいい、アクセスがいい。私が大事にしているのは①居心地の良さ②料理の特徴(味)③内装デザインの個性。

分解してみると

①居心地のいいお店とは
→店員さんとの距離間が付かず離れずで、心地いい。

②ご飯が美味しい
→一手間二手間がかかっている。あるいは個性がある料理か。

③内装デザインに個性があるか
→経営されている人の理念がこもっていたり、建物の重ねた月日が伴っていたり、何かにじみ出てくるものある場所なのかどうか。

日々チェックしていること

・googlemapのコメント(日本語と英語の両方)
・好きなお店の店主がお気に入りのお店

これに相手の状況、一人で行くのか(一人で行くお店ならカウンターのあるお店!)、友人と行くのか、ゆっくりするのか、何を食べたいのか。そんなことを考えてお勧めします。

「あの音楽が合いそう!」と想像できるのは大体いいお店

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まぁ、いろいろ話してきましたが、私は音楽が大好きだから。「あ、このお店はあんな曲が流したらいいな!」って思わず想像してしまうお店は大体いい感じなお店なよう気がします。笑

このnoteを読んで、自分のお気に入りの場所を見つけるお手伝いができた嬉しいです。

私はゲストハウスを経営していたとき、自分の紹介したお店にお客さんが訪れてくれるととても嬉しくかったことを今でも、覚えています。訪れたお店を通して、土地の魅力や人の魅力を感じてもらたいとずっと思っていました。

もし、あなたにもお気に入りのお店があれば、ぜひ友人や家族に紹介してみてくださいね!



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