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誤って記事削除で気づいた気持ち

投稿した記事の中で、1番多くスキを頂いていた記事があった。

それを誤って削除してしまい、元には戻せないことがわかり、元の記事をコピペして投稿しなおした。

ダッシュボードの合計スキ数は消えなかったけれど、この記事はまた1からカウントし直しとなってしまった。

このことで、私は、自分の思わぬ感情に気づくことになる。

新たに投稿し直しても、その記事はスキの数が増えていく。新たにスキをいただく度に「ああ、誤って削除しなければ・・・」と後悔する。「元のスキ数と合計すれば今このくらい・・・」と、カウントしてしまう。

そして、その元のスキとの合計が、100スキを越えた時に、あぁ・・・と、やっぱり悔しい気持ちになった。

note2か月通算で100回画面 - コピー

たとえその記事がラッキーな状況に乗っかれたおかげだとしても、どんどんスキが増えていくと、やった~!という感情が湧いてきて、もっと増えるかも・・・と期待するようになっていた。
そして私は、そんな唯一沢山スキを集めた記事を削除してしまった。他の記事だったらここまで後悔しなかっただろう。そして、今後もずっと合計の数を計算してしまうと思った。

多くスキをもらえたことによって、その記事に執着している自分。これは「スキ」にふりまわされてるのでは?

評価してもらう、承認されるのはうれしい。もちろんスキの数も増えてほしい。でも、この記事を読んでもらいたいということより、スキの数への執着が芽生えてしまったのでは?と気がついた。

作品や記事への承認を求めているのか、それとも1スキ、1ポイント!みたいな、ポイント集めをしたいのか?どうなんだろう?と考えてしまった。

小さな目標はとりあえず継続。そして、マイペース。

と決めてふりまわされてはいけない!と言い聞かせつつも、自然に芽生えた感情。スキをいただけるとうれしい、沢山いただいたスキを削除してしまったことが悔しいという感情。その感情にフタをして無理することもないか・・・とも思ったけれど、悔しい気持ちがつきまとうのは残念だ。

この失敗で、自分の気持ちの変化に気づけてよかったと思う。

この経験で、自分が投稿したい記事と、読まれる記事、スキをいただける記事についても考えるようになった。

その後、あれこれ試行錯誤して、書きたい記事を書いてみる。つぶやきもしてみる、文体をかえても良しとして、気軽に書いてみたり、他の人の書き方を参考にして真似してみたり、いろいろやってみることにした。

そうしているうちに、削除記事への後悔を段々気にしなくなっていった。

私はこの失敗で、自分の気持ちが振り回される危険を学ぶことができた。

ただ、渾身の一作で唯一何百、何千スキとかを集めた記事がある人が、それを削除したらきっと、ほとんどの人が後悔すると思うので、皆さま、誤って記事を削除するともとには戻せないので、記事削除にはご注意ください。

<©2021犬のしっぽヤモリの手 この記事は著作権によって守られています>

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