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人を成長させるのは、資格?勉強?

「成長したい」

開口一番そう語る学生が多く、社会の中に飛び込んで長期インターンに挑戦する姿を見ていて、本当にすごいなと日頃感じます。

成長の方法は本当に様々だと思いますが、自分の体で味わった実体験こそ人の変化や成長に大きく起因すると思っています。そして、もっとも早く成長できるシンプルな方法の1つに自分の実力以上のポジションを背負い、成長せざるをえない環境、あるいは勝手に成長してしまう環境に身を置くことがあると思います。

成長の機会を求めている大手企業所属の若手社会人や20代のうちに成長を目指している学生は、資格の勉強をしたり本・記事を通して学んだりするよりも、場合によってはポジションを取りやすいベンチャー企業で働く方が近道とも言えるかもしれません。


肩書き、ポジションによって成長する

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◯◯長・◯◯責任者と名のつくポジションにつくとどうなるのか。簡単に挙げてみます。

▼社内では…
 ・質問や相談を受けるようになる
 ・関わる仕事の規模が大きくなる
 ・仕事や意義、機会を創出することを求められる
 ・決断、判断する機会が増える 

▼社外では…
・一メンバー以上の事業理解や知識を求められる
・クレーム対応時やトラブル対応時に矢面に立つ
・同等の肩書きの人と会いやすくなる

このように、ポジションにつくと一メンバーである時以上のことを求められる状況になります。

今まで聞かれたことがないような質問を受けることもあれば、理不尽な対応を受け止めなければいけない時もある。そうした中で学び、耐え、考えているうちに、気づいたら自分が背負っているポジションや肩書きにふさわしい人物に一歩ずつ近づいていた、ということがあります。

業界経験、職業経験0で編集長になってしまった僕は、まさにそんな感じでした。肩書きとそのポジションを任せてくれた周囲の人たち、一緒に仕事をさせてもらった社外の人たちにここまで育ててもらったと思っています。


とはいえ、ポジションを持って働くということは、成長ができる反面、それだけストレスやプレッシャーを感じる場面も少なくない。結果的に成長の糧にできれば良いですが、その過程で押しつぶされそうになってしまうことも少なくないと思います。

成長したい!とベンチャー企業に入ってポジションを獲得したが、その過程で挫折してしまっては志半ばになってしまう。


納得感が支え、原動力に。

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ポジションを持って働く環境を成長の糧にするためには、大切なことが2つあると考えています。

まず1つ目が、自分と他者に対して自身のポジション・肩書きを正確に言語化すること。そのポジションにつく自分が何者であるかを考え、伝え、自分自身と他者に納得感がある状態を作り出すのです。

ストレスやプレッシャー、不安感に押しつぶされそうになってしまう時というのは、この納得感があまりない状態であることが多いと思います。逆に、自分自身の働き方ややるべきことを言語化し、納得感を持っている人は腹がすわって見える。そして、そんな人を周りも認めている。

先日、僕自身も自分の働き方を考え、言語化し、肩書きを改めた機会がありました。ここで得た納得感がいつも心の支え、原動力になっています。


難易度 と 能力 との間のバランス。

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2つ目が、難易度と能力のバランスをとること。

以前、弊社社長が本か記事で読んで知ったという下記のような図を紹介してくれました。

黄色い枠の左上部分が「能力に対して、難易度が高すぎる」状態。一方、右下部分が「能力に対して、難易度が低すぎる」状態。黄色い枠の部分は、「能力と難易度のバランスが取れている」状態。

ポジションを持って働く環境を成長の糧にするためには、できるだけこの黄色い枠内に軸足をおいて働くことが大切になってくると思っています。

たとえ成長意欲が旺盛にあっても、あまりに負荷がかかりすぎるといきなり体調を崩してしまったり燃え尽き症候群的な状態に陥ってしまったりすることがあります。(図で言うところの左上部分。)

負荷がかかりすぎていると感じる時があれば状況を周囲に伝えて業務量や負担を減らしたり、自分の役割に立ち返ってみて「自分じゃなくてもできる仕事」を周囲のメンバーに振っていくことが必要になるでしょう。時には、肩書きやポジションを変えることで最適化されることもあるかもしれません。


最後に

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成長は一時的なものではなく、持続・継続させていくもの。目的や目標を定め、仕組み・習慣を整えることで、成長継続できる自分へ。


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