窮屈な毎日がちょっとだけラクになる?プチ農家修行で学んだ3つのこと。
キュウリ農家で働いた1ヶ月。
「周囲の目が気になる。」
「ついつい、頑張りすぎてしまう。」
そんな窮屈な生き方から抜け出すヒントを
キュウリ農家さんから学びました。
▽ 引き算思考の学び方
▽ 無理をしない。
▽ 他者評価にとらわれない。
*
◯ 引き算思考の学び方
ぼくは、農家の長男としてすくすくと育ったくせに
農業の知識や経験がほとんどないんです(笑)
そんなぼくを見かねて、この道50年の大ベテランがいろんなことを教えてくれました。
「◎△$♪× だから、●&%# なんだよ。な?」
(鹿児島弁のクセが強すぎる . . . 。
マジで、何言ってるかわかんねえ。。。)
言葉から学ぶという手段は捨てました(笑)
それからは、ひたすら手元を見て、真似をした。
師匠にあってぼくに無いものを見つけては、身につけようとした。
その一方で、ぼくにあって師匠に無いものもあった。
『無駄』
ぼくは手元を必死に動かして
額や腕に汗がふきだしながら作業してるのに、
師匠たちは涼しい顔をして毎日作業してた。
力みが無いし、無駄な動きも無い。
足し算のように身に付けるだけが、学び・成長じゃないんだ。
お手本を観察し、無駄や不必要なものに気付き、
自分の中から省いていくことも学び・成長。
それは、まるで引き算。
◯ 無理をしない。
農業って、季節が変わっても、天気が悪くても
常に何かしらやることがある。
農家さんには「休み」「連勤」って概念がない。
だから、体調や心の自己管理もまた、重要な仕事の1つ。
ある日、作業をしている時のこと。
さっきまで隣で作業していた人が、気づいたらいない。
心配になって、聞いてみた。
(トイレでも行ったのかな . . . 。)
「◯◯さん、体調でも悪いんですかね?」
『いやあ。魚釣りに行ったんだよ。』
翌日には、みんなに釣ってきた魚の話をしてる(笑)
休むことへの後ろめたさとか周囲への遠慮とか、
そういうものが全く無い。
みんな、そんな感じ。
毎日休みなく仕事があるからこそ、
常にちゃんと自分の心身と対話をして
いいパフォーマンスが出せる準備・管理をしてる。
◯ 他者評価にとらわれない。
農家さんが作ったものは、選果場に運ばれます。
形や色などの項目によって、ランクが分けられる。
もちろん、そのランクが高い方が売値も高くなる。
農家さんとしては、当然少しでも高く売りたいと願う。
思ったような値段をつけてもらえる時もあれば、
低い評価にがっかりすることもある。
それでも、農家さんは一喜一憂することはない。
『ベストを尽くしてきたから。』
できることはやってきたんだ。
それでダメなら、しょうがないさ。
無駄な執着にとらわれることなく、すっと前を向く。
日々、ベストを尽くしている人っていうのは
こんなにも潔く、清々しいものなのか。
*
以上、農家さんから学んだ貴重な知恵たちでした♪
自己成長や頑張ること自体が
目的になってしまいそうな現代だけど。
あらゆる執着を捨てること、自分に許すことが
イキイキと自然体な自分を生きてゆける秘訣だった。
− end −
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
僕は、いま囲炉裏を持って全国を歩き回るための準備をしています。
今後の囲炉裏作りや行脚活動にご支援いただける方がいたら、よろしくお願いします!!
行脚への準備金や行脚中の宿代・生活費などに充てさせていただきます !
以下より、直接のご支援もいただいております!!
* * ご支援箱 * *
ゆうちょ銀行
記号 10510
口座番号 81436201
名義 ヤマザキタカヒロ
よろしくお願いします!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?