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集団ストーカーという言葉の正体

 これは記事にするまでもない、軽いお話なので【雑記帳】と名付けましたが、集団ストーカーという言葉の正体です。
 一言で言ってしまうと、この言葉の正体は、組織的に行われるストーカー行為や嫌がらせ行為、ガスライティング行為を、テクノロジー犯罪という与太話とドッキングさせる事によって、精神障害者の被害妄想とレッテルを貼り、隠滅する為にカルトが使用している用語です。
 身も蓋もないですが、それが正体です。
 これだけだと説得力がないので、少しだけ掘り下げます。
 集団ストーカーという言葉について一時期かなり深く掘り下げて調べていたのですが、その時、面白い話を知りました。2000年代前半頃の話だそうですが、集団ストーカーの被害者団体に入ったところ、嫌がらせを受けて、そこから追い出されたというのです。更に別の人は、似たような時期に創価学会が集団ストーカーの被害者の団体に入会し、スパイ活動を働いていたと語っていました。
 この創価学会という団体は、多くの人が証言しているので、ソースを出すまでもないのですが、敵対する団体に学会員を入らせて、スパイとして活動させて、内部から団体を潰したり、乗っ取ったりする事を昔からごく普通にやっています。反創価学会の団体とかかわりのある政治活動家の方などは、スパイとして潜り込んで来る学会員を面白がってネットで報告するような事もされていますし、本当によくある話なんです。
 創価学会と言えば、昔から学会員を動員した尾行や監視、付き纏い、嫌がらせを組織的に働くカルトですので(これも1990年代に週刊文春が掲載した脱会者に対するアンケート結果と証言から裏が取れていますので、学会側が言い逃れする事の出来ない事実です)、被害を受けた人達は、当然、2000年代なら、集団ストーカーの被害者団体に駆け込んだでしょう。
 そう聞いて「は?」と思われた方は勘が鋭い。
 今だったら考えられない話だからです。精神障害者の集まりと世間から看做されている集団ストーカーの被害者団体に入ってしまったら、自分も精神障害者と誤解されるリスクがある為、本当に被害に遭っている人は、絶対に近づかない為です。
 では、何故、昔だったら駆け込んだ可能性があるのか。
 この集団ストーカーという言葉、元々の由来は、単に「集団でストーカー行為を働く」という事から命名されたもので、今みたいな「テクノロジー犯罪があります!」みたいな与太話じゃなかったんです。2000年代の初め頃なら、被害に遭ったら集ストの被害団体に入る人は普通にいたでしょうし、いてもおかしくなかったんです。
 従って、昔の集スト団体は、被害体験記を読んで被害に遭っていると思い込んでいる精神障害者の人達と、本当に被害に遭っている人達の、混成状態にあったと考えられます。
 ここで想像して欲しいのですが、本当に創価学会の組織的な嫌がらせやストーカー、ガスライティング行為の被害に遭っている人が数人、数十人と集まってきて、創価学会を糾弾する活動を始めたらどうなると思いますか?
 破滅しますよね。
 だから創価学会は学会員を入会させて、集スト団体に創価学会からの組織的嫌がらせの被害に遭っている人が入会して来ると、嫌がらせをして団体から追い出して、被害者達が団結するのを妨害したわけです。
 そうした活動を継続した結果、集スト被害者の団体には精神障害者しかいない状況になって、本当の被害者がいないものだから、妄想や想像の被害体験を事実だと思い込むようになり、海外の影響もあり、電磁波攻撃を受けただの、思考盗聴を受けただの、音声送信の被害に遭っただの、やれテクノロジー犯罪だ、エレクトリックハラスメントだ、毒を盛られた、催眠術を使っているんだ(心理学を悪用した心理操作は行っているので、これに関しては100%の嘘というわけでもないのですが……)、等と、荒唐無稽な事を言い出して、ただの精神障害者の団体のような位置づけに変わって行ってしまったわけです。
 また、この言葉、使用者によって意味が全く違うという問題もあります。
 例えば下記の記事です。
 オリンパス事件は氷山の一角 現役産業医が語る「リアルでブラックなクビ切り術」 日刊サイゾー 2011/10/26 21:00
 オリンパス敗訴で明らかになった女弁護士のブラック過ぎる手口 日刊サイゾー 2011年9月11日 19時11分
 この記事の中ではガスライティングが集団ストーカーとして紹介されています。もっとも、この頃はまだガスライティングという用語が定着していなかった為、仕方のない面もあるのですが。
 規制は困難? “集団ストーカー”の実態と被害にあったときの対策 ウーマンエキサイト(パピマミ) 2017年6月30日
 この記事では、単に大人数で組織的にストーカー行為を働くという意味合いで使用されています。
 創価学会をはじめ、組織的にストーカー行為と嫌がらせ、ガスライティングを働き、特定個人を痛めつける組織犯罪的行為に手を染めている加害団体は、自らの犯行を隠蔽する手段として、被害を訴える被害者を精神障害者とレッテルを貼り、被害内容は被害妄想であるという事にして、行われていない妄想上の出来事であった事にする、という方法を使用しています。
 被害者を、統合失調症や妄想障害、譫妄等の被害を訴える患者達の海に突き落とす事によって、木を隠すには森の中を実行し、被害者達の声を、精神障害者達の声によって掻き消すという、陰湿な行為を働いているわけです。
 そうするのが目的なので、集団ストーカーでは電磁波攻撃、思考盗聴、音声送信が行われていると精神障害者達が喧しく暴れ回ってくれた方が、好都合だという事です。
 本当に被害に遭っている人達は、テクノロジー犯罪になど遭っていないわけですから、そんな被害は受けていないと言いますし、また、彼らが余りに騒ぐようだと、仕舞には怒り出すわけですが(当然です)、彼らは執拗に、テクノロジー犯罪はあると言い張り、本当の被害者達に絡み、遂には、偽被害者だ、こいつは加害者だ、加害団体の回し者だ、等と言い出すわけです。
 無論、彼らの全てがそうだとはいません。このような行動を取っている者の中には、被害者を偽装した学会員らが相当含まれているからです。要するに、集団ストーカーの被害を訴える奴は統合失調症だ、受けたと語る被害はただの被害妄想だ、という印象をネット利用者達に刷り込む為に、また、「創価学会から組織的な嫌がらせを受けたと言っているのは精神障害者である」という創価学会側の主張を裏付ける事実を捏造する目的で、ネット工作としてこのような事をしているわけです。
 組織犯罪的な行為として行われるガスライティング自体、精神障害者が被害妄想を語っているという体を取る事で、加害行為を全て隠蔽する手法を取りますので、集団ストーカーという言葉とテクノロジー犯罪その他諸々の妄想を抱き合わせる事で、集団ストーカーの被害に遭っていると主張する者は精神障害者であるとレッテルを貼り、その事によって嫌がらせを隠蔽するという手口は、ガスライティングの隠蔽手法そのものです。
 このような変遷を経て、最初は「集団でストーカー行為を働いている」という意味以上の意味を持たなかった集団ストーカーという単語に、テクノロジー犯罪、毒物の使用、催眠術の使用と言った与太話(電波系陰謀論)を抱き合わせて、一体化させる事によって、ただの精神障害者の被害妄想的な用語に変えてしまった、というのが真相です。
 その事が原因で、長い間、それこそ数十年単位の話ですが、こういった嫌がらせの被害に実際に遭う人達が少なからず出ていたのに、被害妄想だとレッテルを貼られ、声を掻き消されて、ほぼ全員が泣き寝入りさせられてきたのです。
 これは学会員が言っていた事なので、本当にそうなのかは知りませんが、その人物曰く「警察には被害妄想として取り扱うよう指示を出している」との事です。警察と創価学会との癒着に関しては、ネット上を探せば、きちんとした裏付けの取れる情報が大量に見つかりますので、事実です。創価学会側が、警察に対して、創価学会から組織的な嫌がらせを受けたと訴える被害者が現れたら、被害妄想として取り扱えと指示を出し、警察側が指示通りに動いているとしても、何ら不思議はないです。
 実際、創価学会からの嫌がらせ被害に遭っても、警察がまともに取り合わなかったという噂が溢れていますし。民事裁判で事実上の勝訴となる内容での和解が成立した埼玉県越谷市の嫌がらせ事例ですら、地元越谷警察署はいい加減な対応を取っていた事実が明らかとなっていますから。
 それにしても、創価学会という団体には、本当に呆れます。
 元公明党委員長の矢野絢也氏が、創価学会からの組織的な嫌がらせとストーカー被害に遭い、騒然となったのは今から15年近く前の事です。
 学会員達がなんて言ってるか、御存知ですか?
「亀井(静香衆院議員[当時])が国会で矢野の事を質問した際、議場からは失笑が漏れ、誰も亀井の意見に同調しなかった(=創価学会が嫌がらせやストーカーを働いたと認識した議員はいなかった)」
「矢野は裁判を途中で諦めており、負けを認めた。」
「創価学会から嫌がらせやストーカーされたというのは矢野のでっち上げだった」
「矢野絢也は統合失調症を発症していた」

 全て本当に学会員が口にした言葉です。
 矢野氏は調査機関に依頼して、ストーカー行為を働く大勢の学会員らをカメラと撮影機材で撮影させており、大量の写真と動画が、警視庁牛込警察署に提出されています。尾行車両に関しては、ナンバープレートから車両の特定作業まで行われていて、その結果も出ています。
 自民党の国会議員は、1996年、創価学会を支持母体の一つとする新進党と自民党が激突した衆院選において、菅義偉元総理、平澤勝栄元大臣をはじめ、多くの人達が創価学会からの組織的な嫌がらせを経験しており、亀井氏が質問した時に失笑が漏れたのは(あいつらまたやりやがったのか)と呆れ果てていただけの話です。
 存在する歴史上の出来事をなかった事にするのは、カルトや全体主義の特徴で、例えば、旧ソ連や中国では、国家にとって不都合な歴史的事実は消去されて、マスコミが報道しない、学術研究でも触れない、教育でも国民には教えない等の措置が取られており、学会員達の矢野氏の被害に対する姿勢は、それと全く同じです。
 ただし、その状況にも変化が起きつつあります。
 ガスライティングの認知度の上昇です。
 ガスライティングの手口が広まり、映画『ガス燈』の内容が広まり、精神障害者にでっち上げる精神的虐待もガスライティングである事実と、ガスライティングを隠蔽する為に、加害行為を被害妄想だった事にするやり口をする事実が広まれば、精神障害者の被害妄想という言葉で加害行為を隠蔽する事は困難になって行きます。
 事実、組織犯罪的なガスライティングの話をしている際、加害者が「精神障害者の被害妄想ではないのか」と割り込んできても、逆に「この人は何を言っているのだろう?」と周囲から浮く現象が起き始めていて、そうしたロジックで加害行為を隠す事が難しくなってきています。
 映画『ガス燈』に関しては、地上波で大幅に設定変更した新しいリメイク作が放映された事もあり、視聴率が何パーセントだったのかはわかりませんが、随分前の事なので5パーセントくらいだったとしても、600万人は視聴している事になります。オリジナルの『ガス燈』をDVDを借りて視聴した経験がある人達もあわせれば、1000万人や2000万人は視聴経験がある計算になりますから、ガスライティングというのが、精神的虐待によって相手を精神障害者にでっち上げようとする行為も含まれるという事を理解できる人が、既に大勢いる事を示しています。
 陰湿な精神虐待系の嫌がらせを働き、精神障害者にでっち上げて社会的に抹殺し、それを被害者の被害妄想だった事にして隠蔽する様な卑劣な行為に及んでいたのですから、実行犯達が地獄のどん底に突き落とされるのは、自業自得でしかありません。