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ADHD、うつ病、双極性障害 - 診断の複雑さ

こんにちは、病みサーコミュニティの皆さん。
病みサー公式note編集部です。

メンタルの課題には多くの側面があり、正しい診断もその一つです。

編集者もその一人で、ADHDうつ病双極性障害という3つの症状を経験してきました。今回は、それぞれの診断の複雑さと実体験をシェアします。


メンタルの診断が難しいとされる理由

ADHD

注意散漫衝動性活動過多などがADHDの主な症状です。

しかし、これらは日常的な疲れやストレス、他のメンタルヘルスの課題にも見られる特徴です。

中でも衝動性は、時に双極性障害の躁(そう)状態と酷似します。

✅編集者はADHDです。とくに衝動性が強くあり、自分の考えている以上の逸脱した行動を起こしてしまいます。その点が双極性障害躁状態と間違われることもあり、専門家の先生は頭を抱えていらっしゃいました。

うつ病

気分の低下興味喪失疲労感などがうつ病の主な症状です。

しかし、双極性障害のうつ状態との違いが曖昧になる可能性も高く、医者や専門家との長期的なカウンセリングを得て判断しなければなりません。

双極性障害

双極性障害1型は、極度の高揚期(躁)抑うつ期が交互に訪れるのが特徴です。一方、双極性障害2型は、軽度の高揚期(軽躁)抑うつ期を持つのが特徴になります。

どちらもうつ病との境界が難しく、とくに2型はADHDの症状と混同されることがしばしば。さらに、2型は高揚期も短く、抑うつ状態が長いため、うつ病と誤診されやすい症状になります。

✅編集者は、気分の浮き沈みと集中の続かない日々に悩んでいます。

初めの治療で、ADHDと双極性障害2型と診断されました。その後、継続的な治療とカウンセリングを経て、現在の診断は重度うつ病とADHDに確定しました。

うつ病と双極性障害は専門医でも見分けるのが困難です。こうした経験から、一度きりの診断で判断するのではなく、症状は時間と共に変わることがあるんだなと実感しました。

診断を受けるときのポイント

メンタルの診断において正確さを求める場合、長期的な時間をかけて症状の観察や専門家との対話が必要です。

また、カウンセリングを有意義なものにするためには、そのとき感じること経験したことを正直に伝えるのがポイント。症状に合った適切な治療やサポートへの第一歩となります。


まとめ

メンタルの診断はときに難しく、紆余曲折を伴うこともあるでしょう。

しかし、自分自身の感じることを大切にし、必要なサポートを求めることで、より良い結果を手に入れることができると信じています。

病みサー通話コミュニティでは、皆さんの経験や声を大切にしています。お互い支え合い、共に成長していきましょう!

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、専門的な医療アドバイスではありません。治療法や薬物に関する決定は、医療専門家と相談し、個々のニーズに基づいて行うようお願いします。

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