ぺるそな

怪談や不可思議な話が好きな一般人です。 たまに日本史の裏を覗いて怪奇譚を発見したりして…

ぺるそな

怪談や不可思議な話が好きな一般人です。 たまに日本史の裏を覗いて怪奇譚を発見したりして喜んでます。

最近の記事

河童ちゃん

      • 天草鬼草子—滝夜叉姫編

        原作 近畿怪談俱楽部(ぺるそな 三浦たまの) 登場人物 天草四郎時貞 (18) 島原の乱で一揆軍の大将に担ぎ上げられた少年。 豊臣秀頼の息子、秀綱 一揆鎮圧後首を跳ねられたが はじめは鬼として酒呑童子に蘇らせてもらったが、鬼の気が強すぎて 一時期 世を乱れさそうとする鬼と化した。 途中で師匠に出会い心を入れ替え、酒呑童子を倒すと誓い京都に向かう ただ自分自身も鬼を斬る事で鬼として生き長らえる事ができるという 皮肉な運命を持つため、鬼を全滅させると自然と自分も滅される事となる。

        • 天草鬼草子          (大阪谷六シアターOMさん用に 書いた脚本)

            酒呑童子編  登場人物 酒呑童子 一条天皇の世 大江山を根城にして都を襲い強奪を繰り返すと 恐れられている、鬼一族の頭 実は都に蔓延る。妖魔を人知れず退治して 貧困や病気で親を失った子供達を引き取り育てて居る。 都の公家の策略にはまり源頼光率いる妖怪退治のエキスパートに倒され 老坂峠に首を埋められた。茨木童子のおかげで復活すると同時に反魂術を身に付ける… 茨木童子 酒呑童子の首に呪術者や武芸者を倒し 集めた生気を集めまわっていた 酒呑童子の右腕

        河童ちゃん

          天草四郎鬼と成る

          天草四郎鬼と成る

          Aさんから聞いた話(怪談)

          Aさんが小さな頃、祖父が事業で成功し 住んでいた屋敷も広い敷地に旅館のような建物で良く迷っては泣いていたそうです。  そんな幸せな日々も祖父が亡くなってしまうとがらりと変わってしまう。 先ず、父が戦地で病気に成り帰国後直ぐに亡くなり、世間を余り知らなかった母は 弁護士と名乗る人物に騙され屋敷も財産も 取られてしまい一度に何もかも失ったそうです。 Aさんの母親はAさんを育てるた為、必死に働いたが無理がたたり小6の時に亡くなってしまった。流石に一人では生活出来ないので

          Aさんから聞いた話(怪談)

          古い城跡での怪奇譚

          これはまだ自分が学生だった頃に聞いた話 友達のお姉さんの友達が夏休みに入ったので何時も一緒に遊んでいるP子と一緒に温泉へ出掛けた。そこはあまり有名では無いが温泉も良湯で料理も山の幸を中心だが美味しかった。そのまま部屋でゆっくりするも直ぐに時間を持て余していた。しばらくP子はパラパラと本をめくりだし、にんまりしながらこちらに振り向き、ねぇ この温泉の近くにお城の跡が有るらしいよ。肝試し気分で行ってみようと言う。即賛成し着替えて自分達の車でその城跡に向かおうと旅館の玄関に向かう

          古い城跡での怪奇譚

          トラックの後ろに…

          これは会社のOさんから聞いた話。  Oさんは前職が大型トラックの運転手で 10t車に荷物を積んで主に東日本方面を走って居た。ある日長野から会社へ帰って来たら 同僚のAさんが青い顔して少し震えながら Oさんに話しかけてきた。 「あの道はやっぱりヤバいわ。」 「ん?どこの道だよ?」 「あの島根から広島へ抜ける例のトンネルの有る道だよ。」 「ああ、県道423号線か…確かにあそこは 俺も走ったけど気持ち悪いよな。」 「本当は島根で荷卸ししてそのまま帰るとこだったけ

          トラックの後ろに…

          おとぎ鬼草子~復活編~

          原作 近畿怪談俱楽部 (ぺるそな、三浦たまの) 登場人物 酒呑童子 一条天皇の世 大江山を根城にして都を襲い強奪を繰り返し恐れられていた。 鬼一族の頭 鬼神王とも呼ばれる。 実は都に蔓延る。妖魔を人知れず退治して 貧困や病気で親を失った子供達を山へ連れ帰り育てて居た。 都の公家の策略にはまり源頼光率いる妖怪退治のエキスパートに倒され 老坂峠に首を埋められた。茨木童子のおかげで復活すると同時に反魂術を身に付ける… 茨木童子 酒呑童子の首に呪術者や武芸者を倒し集めた精気を

          おとぎ鬼草子~復活編~