LM Square

ギター、ベース、ウクレレのインストラクターをしています。

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最近の記事

ウクレレのススメ

1、はじめに先日のレッスンでウクレレを始めたいという生徒さんがいらっしゃいました。 ここ数年の日常の変化で、バンド練習のように複数の人が集まる機会が減り、その逆に一人で自宅で演奏する時間が増えたので、中でも気軽に、しかも比較的小音量で演奏できるウクレレの人気は今も非常に高いです。 ここでは、ギターはベースを弾いている人にウクレレをオススメするコラムを書いてみました。 ご参考になれば幸いです。 2、ウクレレの演奏内容ウクレレを弾いたことがない方にとって、この楽器のイメー

    • コードアナライズは何のため?

      1、はじめに 昨日のレッスンでコードアナライズについて生徒さんからご質問いただきました。そもそもコードのアナライズ(分析)はどうして必要なのか、また、どうやってするのか・・・etc、さまざまな疑問に答える形式でコラムを書いてみました。ご参考になれば幸いです。 2、コードアナライズは何のためにする? コードの進行には様々な種類があるように思うかもしれませんが、現代の音楽ではお決まりの進行パターン(テンプレートのようなもの)を組み合わせて作られています。 音楽理論ではこの

      • LMSquareオープンマイク詳細&申込ページ

        いよいよオープンマイクが近くなってまいりました😁。 当日の詳細が分かりましたのでご案内とともに参加や観覧希望の申し込みページを作りましたので、下記ご確認ください。 1、当日スケジュール 17:00開場 21:00終了&片付け *参加者一人持ち時間は最大10分まで(準備片付け含む) *途中入場や早退OK(申込ページのコメント欄におよその時間を記入ください) なお、出演順番は参加申込締め切り後にくじ引きします。 2、会場にあるもの(備品) ・グランドピアノ ・ワイヤレス

        • ハイポジションのギターコード

          1.はじめにギターのハイポジションコード(転回形)についてご質問いただきましたので解説いたします。 そもそもハイポジションのコードの役割ですが下記のいくつかがあります。 高い音程の和音の響きがほしい 前後のコードやフレーズとポジション移動を少なくしたい 押弦をオンオフしてリズミックに和音を出したい(カッティングなど) このコラムではハイポジションコードの作り方や覚え方を解説したいと思います。 2.コードの仕組みコードの押さえ方は開放弦を含むオープンコードが基本形に

        ウクレレのススメ

          音楽理論のメリットは?

          1、はじめに生徒さんから『音楽理論を習得することの必要性は何ですか?』とご質問いただきました。 確かに音楽理論は専門性が高く、楽器愛好家の方全員が習得しているわけではありません。 ただ、習得しないで演奏や練習するより習得してからの方がメリットはかなり多く、ぜひ習得してほしいと考えています。 例えばそのメリットをいくつか挙げるとすれば、 ・ほとんどの楽曲で楽譜が覚えやすくなる ・自分なりに演奏内容を変えられる ・アドリブで演奏できる ・作曲できる ・仕組みを知るとより深

          音楽理論のメリットは?

          コード分散アドリブフレーズ〜ベース編〜

          1、はじめに今回はベースでアドリブをとる時にコードの構成音を分散したフレーズをどう使うかを解説したいと思います。ベースは音域が低いため、他の楽器とソロの取り方が異なります。その辺りを詳しく説明してみたいと思います。 2、アドリブの取り方の基本アドリブは、対象曲の調(キー)とコード進行によって使う音が決まります。例えばキーがCメジャーの場合、ドレミ音階の7音がベースになるスケールなので、これらを使用しますが、音と音のつながりが希薄にならないように順次的フレーズや3度離れで音を

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          アドリブはじめの一歩

          1、はじめに 楽器を演奏することができても、『アドリブは苦手〜〜!』っていう人は沢山いて、街のライブハウスでセッションしている人の姿を見ると、自分もそうなりたいと憧れるとおっしゃる生徒さんの話もチラホラお聞きします。 今回のコラムはアドリブ超初心者の方から、少しはできるけど苦手だなー・・・とか、一応出来るけどもっとアドリブに強くなりたいと思っている人にも、ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。 2、そもそもアドリブってどういう事?文字通り自由に即興でプレイする(音を出す)

          アドリブはじめの一歩

          コード分散のアドリブフレーズ

          1、はじめに コード(和音)とメロディ(旋律)の関係を知ると、曲中でのメロディメイク(アドリブ)に役立ちます。今回はコードの分散音を中心にしたフレーズについて解説します。 2、フレーズの作り方 例えば、コードCの小節でドミソを並べたフレーズは和音とフレーズが完全合致することになりますのでとてもストレートなインパクトがありますね。グレンミラーのIn the moodのメインメロディは、最もその手法を取り入れたメロディといえます。 ただ、あまりにストレートすぎるため、繰り

          コード分散のアドリブフレーズ

          『悲しみの恋人たち』のアドリブ法

          Jeff Beckの代表曲、悲しみの恋人たちのアドリブ方法の解説です。 アドリブ部のコード進行は |Cm|Fm |A♭Maj7 |G | の4コードでこれを好きなだけループする形なのでシンプルです。 この曲のキーはCマイナーで、初めの3小節はダイアトニックコード(DC)となりますから、使用スケールは 上記のようにCナチュラルマイナースケール(前半)とCマイナーペンタトニックスケール(後半)となります。 また、最後のGはGMaj7と解釈しGメジャースケールを弾くのも

          『悲しみの恋人たち』のアドリブ法

          Stand by meアドリブ方法

          コード進行は(ジョンレノンの曲の場合KeyはA) の8小節です。この曲はこのコード進行がずっと繰り返される非常にシンプルな曲なので、セッションにも多く登場します。 コード進行はダイアトニックコードのみで構成されますので、アドリブはメジャースケールのみで行うことができます。 また、メジャースケールから2音抜いたメジャーペンタとニックスケールも雰囲気が合うのでよく使います。 ギターやベースのペンタトニックの場合は下記の運指も弾きやすいです。 方法その1 〜 メジャースケ

          Stand by meアドリブ方法

          The giftのアドリブ方法

          今回アドリブをとる16小節のコード進行は下記の通りです。 アドリブを取る時のスケールは ①ダイアトニックコード(DC)はCmスケールでとる ②ノンダイアトニックコード(NDC)はコードの構成音に則して変化させる となりますが、マイナーキーにはスケールが3種類あり、 ・ナチュラルマイナースケール(Nm) ・ハーモニックマイナースケール(Hm) ・メロディックマイナースケール(Mm) が曲中で混在し、コードはその3種類に3度づつ和音を重ねたものがDCになるので、

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