The giftのアドリブ方法

今回アドリブをとる16小節のコード進行は下記の通りです。

アドリブを取る時のスケールは

①ダイアトニックコード(DC)はCmスケールでとる
②ノンダイアトニックコード(NDC)はコードの構成音に則して変化させる

となりますが、マイナーキーにはスケールが3種類あり、

・ナチュラルマイナースケール(Nm)

・ハーモニックマイナースケール(Hm)

・メロディックマイナースケール(Mm)

が曲中で混在し、コードはその3種類に3度づつ和音を重ねたものがDCになるので、

Cー・・・3種全て上のDC
G7・・・Hm,Mm上のDC
C7・・・NDC
Fー・・・Nm,Hm上のDC
Dφ7・・・Nm,Hm上のDC
Db7・・・NDC

と分類されます。

なお、

C7はNDCですが次のコードFーに対しドミナントモーションをするコードなのでFーのⅤ7コードと解釈し、スケールはFーのHmを5度から

またはFーのMmの5度からが使用されます。

Db7はG7の代理コードの役割なので、スケールはDbリディアンb7スケール(=G7オルタードスケール)です。


ややこしい場合は、それぞれのコードトーンのみを使用してもOKです。

C7は

Db7は

以上、ざっくりした説明でした。

なお、こんなんややこしくて出来ん〜〜!

という人は、曲中で転調がないのでCmペンタトニックだけを使ったソロも可能です。その際はペンタトニックの5音のいずれかをチョイスする時にコードの機能を妨げないように選びます。例えば、G7やDb7でド、C7でファはNG音です。

解説は以上ですがサンプルを作ってみました。


また、ペンタトニックのみだと


サンプルを参考にぜひ色々トライしてみてください。

練習用のオケは下記




おまけ〜超シンプルアドリブ法〜


もっと簡単にやれないのか考えた場合、コード進行やスケールを更にざっくり大枠で捉えて・・・

1段目・・・C Hm
2段目・・・F Hm
3段目・・・C Hm
4段目・・・C Hm

以上2種類のスケールでアドリブを取ります。

その際、目立たせる音を

ドミナントコード時・・・各Hmスケールの第2、4、5、6、7音

トニックコード時・・・各Hmスケールの第1、3、5音

にすると、よりコードの起伏にも合致しやすくなるのでオススメです。


以上、アドリブ解説でした。

ではでは皆さんもアドリブを楽しんでみましょう〜〜!














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