応天の門がおもしろかったので江談抄を訳すことにした話
皆さん,読んでますか?応天の門。時は平安,偏屈なひきこもり学生の菅原道真くんが,年上の貴公子の在原業平と京の怪奇事件を解決するミステリー。まだの人は読んで!いいから早く!(私は薑さんに影響されて読みました。)
この道真くんがあまりにも偏屈少年で,「学問の神様をこんな風に描くのありなの??」と思い,史実?をたどるべく,とりあえず江談抄を読み始めたのですが……天神さま(道真),リアルで偏屈青年じゃないですか!?こんなお方だったんだ……。
「ク○っ,この感動と道真エピソードをもっと皆と分かち合いたい…」(感動すると4文字言葉しか言えなくなるので伏せ字にしました)と思い立ち,江談抄のエピソードを訳していくことにしました。江談抄ってネットにも本にも訳がなさそうなので(ご存知の方は教えてください)。
とりあえず面白そうなエピソードをチェックしたのでメモ↓
※追記 現代語訳したものをリンクしました。おまけも書きました。
1-34 藤氏献策の始めの事
3-28 菅根と菅家と不快の事
3-29 菅家,菅根の頬を打たるるの事
4-66 東行西行雲眇々 二月三月日遅々
4-80 真図我に対えども詩の興なし
4-107 都府楼は纔かに瓦の色を看る
4-111 酈県の村閭は皆潤屋 陶家の児子は垂堂せず
5-44 清行の才,菅家嘲り給ふ事
6-32 菅家の御序,秀勝なる事
おまけ: 注)江談抄を読む前に
道真関連のエピソードが終わったら小野篁のエピソードも訳そうかな(その日はくるのか)。ちなみに江談抄には紀長谷雄のエピソードもめっちゃ載ってますよ(読もう)。
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