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料理家。料理は楽し、食べるは生きる。本好き、旅好き。好きすぎて台湾のガイド本『食べて笑…

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料理家。料理は楽し、食べるは生きる。本好き、旅好き。好きすぎて台湾のガイド本『食べて笑って歩いて好きになる大人のごほうび台湾』を上梓。この他『明日から、料理上手』『いとしの自家製』など。時々、テレビ(あさイチやきょうの料理)や雑誌でも料理をご紹介。noteでは、本と旅を中心に。

マガジン

  • 読書熱@ヤマワキリコ

    読書日記。 本を読みながら寝落ちる日々。

  • ひとり旅&ふたり旅@山脇りこ

    ひとりでの旅、相方とふたりでの旅、 “食べて笑って好きになる” 大人の旅の記録を綴っています。 旅がなくっちゃ、はじまらないよ。

  • ばきおさんの「もう一度行きたい!」

    料理家の妻に言われるままに、世界中の有名レストランを食べ歩くことになった全然グルメぢゃないおっさんの記録帳

  • ごきげんは七難かくす

    50歳からの、ネガティブ要素に負けんな!自分!

  • つなぐ人

    『つなぐ人』山脇が、ダイナースカードシグネチャーで不定期連載中。

最近の記事

佐賀、鍋島三昧へ。

佐賀といっても鹿島市です。鹿島っていろいろなところにありますよね。(鹿がいたからなの?) こちらは有明海に面した、肥前浜。 かつては長崎街道の宿場で、豊かな漁場であり、大きな魚市場があって栄えていたところ。今はちょっと寂しいかなぁ。 今回の旅の目的地は、そこにある、「鍋島」で知られる富久千代(ふくちよ)酒造さん。1年ほど前、日本酒オーベルジュ「御宿 富久千代」をはじめられたと聞いてずっと行きたいと思っていました。 が、しかあし、ここが、まあまあわが実家(長崎)から近い。

    • 両国、すみだ川。東京ふたり旅。

      相方が自由の身になったwので、 久々に東京ふたり旅。 私は長崎人なので、東京暮らしの方が長くなった今でも、東京には旅気分があって、都内に泊まるのがかなり好き。 知らないエリアもたくさんあるし、東京にはイケてるホテルもいっぱいですし、ね。 一方、関西DNAながら、東京っ子である相方は、え?なんで、と。 ですが、コロナで旅がしにくくなったりもあり、付き合ってもらっているうちにまあまあ楽しんでくれるように。#しめこのうさうさ。 東京旅は泊まってみたいホテルで決めることもあれば

      • つなぐ人 奥津爾さん

        ダイナースカードの会員誌「SIGNATURE/シグネチャー」で不定期連載として、「つなぐ人」を取材・執筆しています。 ここで言う つなぐ人 とは、生産者と料理人・消費者を、つなぐ人。主に問屋や仲卸で、目利きと言われる人たちです。日本の流通の中で表には出てこないけどとても大切な仕事、人。 日々、少なからず関わる中で、今、新しいつなぐ人が求められているのでは?と感じるようになりました。 生産者がもたらした食材を見極めるだけでなく、生産者と共に価値を高め、料理人や消費者に的確か

        • いちばん気持ちいい自分へまっしぐら。できる人、サイコーだ!

          MVPをとった大谷選手が 記者会見後、「明日も練習があるから早くかえって休みます」・・と言ったのを聞いて、相方が “それがいちばん気持ちいいんだろうな、練習して、いいパフォーマンスするっていうのがさ” と言った。 そうなんだと思う、MVPでシャンパンタワーとかやるより、練習したほうが幸せなんだよ自分!っていう大谷選手は、自分で自分をよーくわかっているからサイコー。そこがかっこいい。 うすうす気づいてはいたけれど、この年になっていよいよ明らかになったな、と思うのは、「優先順

        佐賀、鍋島三昧へ。

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        記事

          6月のヨンダ

          もう8月もお盆過ぎました•••なのに😔老後の楽しみの毎月の読書日記さえも書けないって、どんだけ根性ナシなんだ?と思う今日この頃、w オリンピックのアスリートのみなさまを見ても、ああ、続けるって、もうそれだけですごいんだと思います。昔からダメなんだー。 さて、6月の読書は ↑こちら。6月ですってよ。 とにかく『祖国』に尽きました。2016年にスペインで刊行され、スペインだけで120万部超の大ベストセラーになり、本国のみならず欧州でもさまざ文学賞を受賞した小説。世界32か国

          6月のヨンダ

          GW後~5月のヨンダ!

          もう7月なのに、、、 5月GW明けから5月末までの読書日記。 GWは読書三昧だったので、バタバタとして4冊だけだった。 ここから3冊というのもなんなので、ざっくり感想文。 ●「食べる世界地図」(ミーナ・ホランド) 世界を旅しながら著者が出会った料理を紹介してくれる、&レシピまで教えてくれる、旅ができない今にぴったりの本。ポルトガルのアーモンドタルトをこの本のレシピで作ったのだけど、容赦ない白砂糖の量に、ひるみました。しかし、その通り作ると、かの地で食べた味に・・・というこ

          GW後~5月のヨンダ!

          4月ーGWのヨンダ。

          もう6月も半ばですが、4月~GWあけまでの読書。 今年から、毎月、老後の楽しみに読んだ本を記録しようと思ったのに、もう遅れ気味。毎月、読み終わると、キープと贈るに分けているのですが、その作業も遅れ気味な昨今です。。。 たまたまですが、10冊。からの、3冊について。 ★『一度きりの大泉の話』萩尾望都 (河出書房新社) 何かと話題の『一度きりの大泉の話』はもうタイトルから、なんだろ、「まったくもう・・」的な、なげやりとも、怒りとも、諦観とも取れる感じがいいなーと。 まず

          4月ーGWのヨンダ。

          『NHK東日本大震災プロジェクト』 ありがとうございました。

          東日本大震災直後に発足した『NHK東日本大震災プロジェクト』、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。 私が出会ったのは、熊本地震の時でした。NHKのWさんから、「NHK東日本大震災プロジェクトというのがあって、被災した東北各地を中心に、公開復興サポートイベントをやっているのだけど、今回、はじめて熊本で開催するので、お手伝いしていただけませんか?」とお声がけいただいたのです。 「東北でも、熊本でも、お話を伺うと、やっぱり非常食についていろいろアイデアを聞きたいという声があっ

          『NHK東日本大震災プロジェクト』 ありがとうございました。

          山椒あそび ~いとしの自家製、山椒編

          突然ですが、山椒の季節です。 こちらは和歌山の『ぶどう山椒』  実が大きく立派でしかも柔らかくて、香りもよいので、いつもお取り寄せしています(お取り寄せ先は文末に)。 実山椒は、佃煮やら、じゃこ山椒にしたりと、いろいろ自家製が楽しめます。。。が、もっとお手軽に、今だけのおいしさを楽しめる自家製、 “ささやかな山椒仕事”をご紹介します。 1*そのまま、炒め物やあえものに 2*山椒オイル /オイル漬け 3*山椒醤油 / 醤油漬け 4*山椒バター ◆すべてに通

          山椒あそび ~いとしの自家製、山椒編

          つなぐ人 第一回 ~ 新保吉伸     ◆ダイナースカード会員誌『SIGNATURE』より。

          STAYHOME。命をみつめるがゆえの緊急事態宣言。多くの愛するレストランが苦境に立たされています。ということは、その向こうにいる生産者さんも。そしていつもは私たちの目には見えない、仲卸さんや問屋さんも。彼らは生産者と、店・シェフを『つなぐ人』。決して目立たず、表にでてくることもほとんどありません。 日本の飲食店を支える、大事な人たち、『つなぐ人』。脈々と続く、目利きという『技』。日本の食材は、世界のどこよりも、魅力的で、力がある、そして進化し続けている、と言われます。

          つなぐ人 第一回 ~ 新保吉伸     ◆ダイナースカード会員誌『SIGNATURE』より。