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【本の紹介】書評の仕事/印南敦史
この本を手にした理由は、読書をした後のアウトプットとして、「書評」という手法をもっと知りたいと思ったからです。
調べてみて分かったんですが、書評についての本って、意外と少ないんですね。
Amazonの評価をみて、なんとなくコチラの本が良いかなと思い、読んでみました。
本の入手方法
AmazonのKindleストアで購入しました。
792円。
感想、オススメどころ
著者は、ライフハッカーというウェブメディアで、「毎日書評」というコラムを連載している方です。私は初めて知りました。
この毎日書評は、主にビジネス書の書評が書かれているのですが、私の印象では書評というよりも「まとめ」に近いかな、と思いました。
そのため、本書は「いかに本の要約を分かりやすく面白く書くか」という内容だったと思います。
特に印象に残った箇所を以下に紹介します。
情報メディアにおいて、どこまで「自分」を出すべきかという問題。そんなことについて書きたくなったのは、現実問題として、そのことを意識していない、すなわち自分の役割を理解していない書き手が少なくないと感じるからです。
すべてを書評に盛り込もうとしても無理に決まっていますし、多くを盛り込もうとするほど焦点はぼやけていくものだからです。逆に「重要な部分」だけをクローズアップしたほうが、結果的にはその本の全体像が浮かび上がってくるのです。
リズムこそ命だといっても過言ではなく、その証拠に「読みづらい」「読む気がしない」と感じる文章は多くの場合、リズム感を欠いているものです。
これらはnoteやSNSで発信する上でも、とても参考になると思いました。
なかでも「書評にすべてを盛り込もうとせず、重要な部分にクローズアップする」という点が、1番刺さりました。
読書をアウトプットに繋げたいと思っている人にオススメの一冊です。
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