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中小企業のための失敗しない採用方法の話

今回のnoteもSTAND.FMで配信したと同時に書きました。ラジオ配信がいい人は上のリンクからSTAND.FMからどうぞ。

そもそも個人事業主やスモールビジネスをやっている人は人を雇うべきか?
雇ったら大変だよ。リスクもあるしストレスもたまるよ。
その中でも人を雇いたければまずは最低2つのことができるかどうかが重要です。

1.人を動かした経験があるかどうか?

2.自分のやってきたことを体型的にまとめてマニュアル化できるか?

最低この能力がない人はストレスになるだけだから、一人でやり続けた方がいいのではないでしょうか?(放送ではもっとエグいこと言ってます)

次に中小企業の場合のどういう人を雇うべきかという話ですが、これは、会社のフェーズや考え方によって違うとうので一概に言えないのですが、


例えば
ゴリゴリの立ち上げ当初のベンチャー企業なんかでは武闘派で体育会系のイエスマンくらいがちょうど良くて、頭は悪くてもいいからとりあえず体力があるか?一緒に寝ずにやれるか?みたいな基準になるし


例えば
ビジネスモデルが安定していて、そんなワチャワチャはいらないという会社はとにかく地味で文句を言わずに淡々とミスなく仕事をこなす人が欲しいでしょうし、会社のフェーズや目的によって採用する人は違うのは当然ですが最低限採用基準というものは設けた方がいい。
それもシンプルに3つくらい。
そして逆説的に言えば、そういう人基準をクリアした人なら、この会社で生かせるという自信がないとダメ。成長させれなかったら自分達の責任だという気概も必要。

ちなみに
僕が28歳から32歳まで経営した会社の採用基準は明確に決めていて仕事の内容自体は特殊な内容だったので、スキルとかは後から身に付けて貰えばいいと思っていたのでスキル採用はしなくてよかった。
スキルはゴリゴリ就職後、ゴリゴリ教える環境にあるからその環境を楽しめそうな人に焦点を当てて、採用基準をこう設定しました。

人間性が形成された後に、後天的に身につけにくい素質を持っている人
具体的にいうと

・人生のバー設定が高い
・素直
・時頭の良さ

この基準をある程度満たしている人を成長させれなかったら僕の責任だと、その条件が上記だった。

人生のバー設定はなかなか上げれない。どんな人間になりたいのか?のバーの高さは後からなかなか帰れない。その人が絶対的に持っている世の中に対する自分への期待だから。幼少期などの経験が形成しているので、20歳以降に変えるのは不可能ではないけどエネルギーがいる。
このエネルギーが、全ての根源で上を望んでいない人は成長しない。
これでいいですって人にはあーそうか。となら頑張らせられないねっとなる。

素直さはコミュニケーションの基本。イエスマンになれということではなく
相手の意見をしっかりきて取り入れれる能力。自分を守るあまり素直にならずに自己主張されても大変。

時頭のよさに関しては、学歴には一応勉強を努力した経験がある。しかし勉強はしなかったけど機転が効くという時頭の良い人もいる。

山根さん。基準を持てというのはわかったよと
しかしどうやって見抜くか?という質問もよくいただきます。

いろんなやり方はあるけど
僕が実際にやっていておすすめしているのが
面接前に人生グラフを20分時間書いてもらってそれをプレゼンしてもらうやり方。


縦軸が自分のモチベーション。横軸が年齢。その時の浮き沈みのきっかけになったポイントを説明してもらうとこの人が、人生で起きた事実をどう解釈して、どう行動してきたのかが一目瞭然だし、その経験が今の自分にどういみづけをしているかもわかるのでその人の本音が出やすい。何にモチベーションがあがり、何によって下がるのかが採用前にわかるという利点もある。


でもここ最近これ取り入れる会社も多いみたいで対策法もあるみたいなので、さらにその上をいく質問を一つ。

そんな人生を通してあなたはどのような信念を持っていますか?
そんな信念を持っているあなたが許せないことはなんですか?

この質問は実に深くて、しっかり自分の人生を生きている奴は語れるし、のほほんと生きている奴は語れない。あと、許せないポイントはこの人を会社に入れていいのかどうかのポイントになるというおまけ付き。

あー今日はサービスしすぎたわ!

#マネジメント #採用基準 #採用 #採用面接 #中小企業 #ベンチャー企業 #人材育成

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