【消費者の声を店づくりに活かす「買い物カゴ投票」】
☝️これはGoodアイデアだ!
選挙の「出口調査」とは違うが、スーパーが消費者の意見や考えを知るために、返す買い物カゴの位置で意思表示してもらう方法である。なんとも「目から鱗」だ。
アンケートでも何でも人の逆をいく(少数派を望む)人もいるが、買い物後のスーパーなら、お客さんも正直に答えてくれそうな気がする(あくまでもイメージだが)。
👤あまりに片方にカゴが集まってしまうと、本来の買い物に使う「買い物カゴ」の意味をなさないことと、途中どのように回収して公平さを保つかは気になったが…(^^;
スーパー側は一方的にサービスしても、はたして消費者に受け入れられているかは分かりづらいもの。しかしこの「買い物カゴ投票」を使えば、事前に消費者の意向を把握したうえで、実施していいか判断ができる。
消費者にしてみると、自分の意思表示によって、実際にスーパーの売り場が変われば、「自分の行動で変えられるんだ!」と嬉しくなり、店のファンになるかも知れない。
私が以前書いた「お肉のノントレー販売」についても、この「買い物カゴ投票」で事前調査をして実施に踏み切ったという。
実に7割以上のお客さんが「お肉をトレーでなく、ビニール袋に入れて販売しても買う」との結果を受けて販売。その結果、同じどころか売上が1.5倍にもなり、想像以上に消費者が求めていたことが実証された。
きっと環境への配慮をするイメージアップ効果もあっての売り上げアップだったに違いない。みんなどこかで思っていた「トレーばっかりゴミになる…」これを店と客の双方で解決することに成功したのだ。
これを専門業者を使って消費者調査をしたなら、相当の時間とコストが掛かったことだろう。それよりいつも来店しているお客さんに直接聞いてしまった方が早い訳で、ただやり方が分からなかっただけである。
質問内容にもよるが、このアイデアは他のビジネスにも応用できる!と感心したので、皆様にご紹介させて頂きました(^_−)−☆
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